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 それでも、怒るときは気をつけています。怒った最後には「ちゃんとお話を聞いてくれてありがとう」と言ったり、「大好きだよ」と伝えたりします。怒りっぱなしにはしないですね。「本当にダメな子だよね」というような子どもを全否定するようなことは絶対に言いません。

 うちの子どもはすごくのんびり屋なんで、先日も朝、学校へ行くのに急いでいるときに全然急いでくれなくて、怒っちゃったんですが、「あなたののんびりしているところとっても大好きだよ。でもね、時間があるから、急がないといけないんだよ」と伝えました。息子が「自分が否定されている」と思わないように、ちゃんと言葉をかけられるママでいたいと思っています。

 この間、甥っ子とテレビ電話で、自分のお気に入りのおもちゃを見せ合いっこしたんですよね。そしたら、甥っ子が「もっと格好いいのもってるよ」とか、「もっと大きいのもってるよ」って言ったんですよね。もちろんその言葉に悪気はないんだけど、息子が悲しそうな顔をしているのを見て、「ちょっとこっちに来て」と呼んだら、やはり悲しかったと。

 私は「じゃああなたは同じことは言わないほうがいいよね」「あなたがお友達からおもちゃを見せてもらったら、『ぼくのほうが~』じゃなくて、まず『すてきだね』とほめてあげるといいね」「嫌なことを言われたら、嫌だと言えばいいよ」と伝えました。そしたら、甥っ子に「嫌だった」と言っていました(笑)。こうして少しずつ相手の気持ちを思いやれるようになっていくのかな。

 あれこれいうと難しいようにも聞こえたりしますが、私の中では「とりあえず共感しておけばいい」というのはありますね。どんなに怒っても、どんなにムカついていても、「わかる」「そうだよね」「そうだったんだね」ととりあえず、共感することを考えています。そんな意識をしながら、自分が反面教師にならないように、子どもと向き合っています。

(構成/AERA dot.編集部・吉崎洋夫)

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ryuchell & peco

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ryuchell タレント・株式会社比嘉企画代表取締役。1995年生まれ、沖縄県出身。個性的なファッションと強烈なキャラクターで注目を集め、パートナーのpecoと多数のバラエティ番組に出演。pecoと入籍し、一児の父となった現在は育児やSDGs・報道番組への出演など活動の幅を広げ、2020年よりNHK「高校講座・家庭総合」のMCを務める。自身SNSでの”自己肯定感”に関する発信がたびたび話題となり、2021年に初の著書となる「こんな世の中で生きていくしかないなら」を出版。現在は女性誌等で5本の連載を持つ。 peco モデル・タレント。1995年6月30日生まれ、大阪府出身。原宿系ファッションのカリスマ読者モデルとして10代を中心に人気を集める。パートナーのryuchellとバラエティ番組やTVCMに多数出演。一児の母となった現在は育児や生活の様子を投稿したSNSが人気。

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