不登校ユーチューバー・ゆたぼん(SMSより)
不登校ユーチューバー・ゆたぼん(SMSより)

 小学校に続き、中学校も通わないことを宣言した不登校YouTuber・ゆたぼんが、23日に自身のYouTube動画を更新。ブラック校則についてのニュースを取り上げた。

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 動画内では、大阪府内の高校に通っていた女性が髪を黒く染めるように執拗に指導されていたことで不登校になり、大阪府に訴えていた裁判の控訴審を取り上げた。また、教員が「政府がダメだと言っている」と事実ではない理由で「ツーブロック禁止」、男子生徒が騒ぐので「うなじが出るような髪形禁止」、派手な色だと透けてしまうため痴漢に遭いやすいという理由で「下着は白に指定」など様々な校則も。

 ゆたぼんは「ブラック校則とかホンマ終わっているし、そんな学校も終わっとるし、おかしいことをおかしいと思わへん先生も終わってると思っとるわ。ツーブロックは『政府がダメだって言ってるから禁止』とか説明になっていないし、じゃあ政府が『子供を戦争に行かせろ!』っていったら、先生たちは子供たちを戦争に行かせるのか?」問いかけた。

 そして、「学校のブラック校則とかも『ルールやから従え』とか『みんな我慢して守ってるねんからおまえも守れ』とか言ってる奴は、思考停止しているアホロボットやねん。他にも『義務教育やから学校に行け』とか、『気に入らんかったら日本から出て行け』とか、そういうことを言ってる奴らも思考停止しているアホロボット。そうやって嫌な事を我慢して何も文句言わんロボットを作って、大人になったらブラック企業とかで働かせて過労死したり自殺してしまう人が出てくるんやろ」と持論を展開。「学校に行きたい子は言ってええけど、学校に行きたくない子は学校なんかいかへーんでいいねん」と主張した。

 広島県内の私立高校に勤務する30代男性教諭は「世の中で言うブラック校則には明らかにおかしいものもある。元々明るい髪色の生徒に対し、黒く染めろというのは明らかにおかしい。現場で働く教職員も声を上げなければいけないと思います」とゆたぼんの意見に理解を示しながらも、こう続けた。

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