杏(左)と東出昌大(C)朝日新聞社
杏(左)と東出昌大(C)朝日新聞社

 小栗旬主演のドラマ「日本沈没―希望のひと―」(TBS)の第2話が17日放送され、世帯平均視聴率が15.7%と、2話連続で15%台と好調をキープした(いずれも関東地区・ビデオリサーチ調べ)。主役の小栗のほか、2年ぶりの連続ドラマ出演となる女優の杏(35)にも大きな注目が集まっている。正義感の強い週刊誌の女性記者を好演し、重厚なストーリーに華を添えている。

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「10月から公開された映画『CUBE 一度入ったら、最後』では、5年ぶりの映画出演も果たしています。菅田将暉さんや吉田鋼太郎さん、岡田将生さんなど実力派俳優が勢ぞろいの現場でしたが、紅一点だった杏さんが彼らのまとめ役だったそうです。元夫・東出昌大さんの不倫報道以降、メディアの露出が控えめだった杏さんですが、離婚が成立し、最近ではテレビのバラエティー番組でも杏さんをよく見かけるようになりました。読書好きということもあり、語彙力が豊富で頭の回転が速いのでトークもうまい。品のよさも相まって、好感度はますます上がっているように感じます」(テレビ情報誌の編集者)

 9月1日放送の「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」(日本テレビ系)に出演した際は、将来の夢が「ヨーロッパに住むこと」で、現在フランス語を猛勉強中であることを告白。番組内では、「オンラインのグループレッスンに参加している」と話し、「みんな私を見てちょっとビックリしています」と明かしていた。女性週刊誌でも、子どもと一緒にフランスへ移住する計画があると報じられており、具体的な行動に移すのは時間の問題だろう。

「パリに友人もたくさんいらっしゃるようで、仮に移住しても子どもたちへのサポートなども期待できそうです。今後もドラマやCMへのオファーは途切れないと思いますし、その都度、短期的に帰国するという二拠点生活もあると思います。最近、映画主演や新たな女性スキャンダルなど、東出さんがまた世間をにぎわせていますから、雑音から遠ざかりたいという思いもあるでしょう。海外なら杏さんもお子さんも周囲の目を気にせず、のびのびと暮らしやすい環境になることは間違いないですからね」(同)

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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