カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
写真はイメージ(GettyImages)
写真はイメージ(GettyImages)

 お笑い芸人のカンニング竹山さんが本コラムにて自身の現在の体重を初告白! 20代の頃の17キロ減量の経験から「覚醒」しないとダイエットできないことを知るが、果たして、その覚醒は起きるのか?

【写真】コロナ感染で体重7キロ減った芸人はこちら

*  *  *

 実は今、人生で一番太っているんですけど、常に体重は更新していますよね。

 たぶん、原因は運動していないからだと思うんですよ。学生時代は、相当昔の話ですが、高校生の時はチャリ通学で、朝は45分片道、帰りは仲間と悪さして帰宅するので1時間くらい自転車に乗っていました。そうしながら家と学校の往復を毎日しているから、それが自然と運動になっていましたよね。部活は、中学時代はバスケ部で、高校は柔道部で、1年で廃部になってしまい、その後はバンドやっていました。そこから運動はやっていない。

 それで、23歳までずっと58キロだったんですよね。実家を離れて、東京でひとり暮らしを始めて太り出しましたよね。それはなぜかと言うと、まずは酒だと思う。それに加えて、バランスの悪い食事。そこから年々どんどん、どんどん体重は増えている。

 20代の終わりに、「このままではヤバイ!」と思って、1回だけダイエットをしました。1カ月ちょっとで17キロぐらい落とした。ダイエット方法は朝は茶碗1杯のごはんと味噌汁と焼き魚、昼は軽い食事、そこから次の朝まで何も食べないという食事内容と朝晩1時間のランニング。

 お酒は飲みますが、キツイ酒を生(き)で飲む。チューハイとか飲まないで、酒をコップに入れて、ガッとあおるだけ。つまみはナシ。そんなことをやっていたら、みるみるやせていった。洋服のサイズも変わって、当時、流行っていたチビTとかピタTとか言う小さいサイズのTシャツが着られたんですよ。Mサイズは普通に入るようになった。

 なぜダイエットをしたかというと、当時、コンビのカンニングでお笑いをやっていて、吉本興業の渋谷公園通り劇場にゲストで出させてもらったら、全然ウケなかったから(笑)。めちゃくちゃスベって、その時に思ったんです「俺たち、ルックスが悪いからじゃないか!?」と。その時はガレッジセールとかあの辺の世代が劇場で大人気。そんなところにゲストで入れてもらって、劇場に立たせてもらったはいいが、人気も知名度もないし……。ウケなかったことで頭が覚醒されてし、その日の晩からダイエットを始めたんです。

著者プロフィールを見る
カンニング竹山

カンニング竹山

カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在はお笑いやバラエティー番組のほか、全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ。単独ライブ 「放送禁止2017」が9月21~24日、東京・品川の天王洲銀河劇場で開催(撮影/写真部・小原雄輝)

カンニング竹山の記事一覧はこちら
次のページ
焼肉屋でカルビ1枚を食べてしまったら…