小島瑠璃子(C)朝日新聞社
小島瑠璃子(C)朝日新聞社

 人気タレント・小島瑠璃子(27)の勢いが凄まじい。6月末に大人気漫画『キングダム』の作者である原泰久氏との破局を認めたのは既報の通り。その後、ゲスト出演した『グータンヌーボ2』でも「前の彼とお別れしたばっかりで、久々にフリーです」とあっさり認め、ぶっちゃけトーク全開キャラとして開眼。この“キャラ変”は番組制作側から大好評のようで、さまざまな番組からオファーが増えているというのだ。

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「恋愛バラエティにおいて、自分の恋愛を赤裸々に語れるのはやはり強い。アイドルや女優にはそれができないですが、タレントである小島さんはそっちに振り切ることで、キャラ変に成功しました。年齢も27歳ですし、原さんと破局を迎えた時点でこのキャラ変を本人的には決意していたのでしょう。実際、田中みな実さんはフリーになって恋愛赤裸々トークを解禁することで今の地位を確立しましたし、このニーズはまだまだある。『グータンヌーボ2』では『付き合う前にいたすかいたさないか』という際どいトークテーマも行い、『いたさないと怖いです。いたす前に付き合うってどういう勇気って思う』とまでコメント。夜の営みに関してもNGナシでコメントできるって、破局を経て強くなって帰ってきたなと思いましたね」(放送作家)

 最近では、自身のレギュラーラジオ番組『さまぁ~ず三村マサカズと小島瑠璃子の「みむこじラジオ!」』(7月10日放送)で「誕生日会は一切開かなくていい」という持論を展開。この男前な一面も話題になった。

「まだ27歳なのに、すごく達観しているなと思いましたね。『サプライズで誕生会を開かれ、ケーキや風船とか出てきても、そのサプライズに釣り合うほど驚くのがしんどい』というのも彼女の人となりを現して、とても好感が持てました。以前も、真っ赤なジャガーに乗って1泊10万円の高級ホテルに独りで泊まるという休日の過ごし方を番組で取り上げられたことがありましたが、そういう男勝りな一面が彼女の魅力。芸能界の酸いも甘いもかみ分け、女性としてもいろいろと吹っ切れた今、小島さんが最強のタレントになったということは断言してもいいと思います」(同)

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藤原三星

藤原三星

ドラマ評論家・芸能ウェブライター。エンタメ業界に潜伏し、独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を書き続ける。『NEWSポストセブン』『Business Journal』などでも執筆中。

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破局ですべてが好転したわけではない