乃木坂46(写真/Gettyimages)
乃木坂46(写真/Gettyimages)

 アイドルグループ・乃木坂46が新たなメンバーを募るオーディションを開催する。新メンバーのオーディションは18年7月以来3年ぶり。特設サイトが開設され、今月19日から8月10日午後5時までウェブで応募を受け付ける。審査を重ねて12月に新メンバーが合格発表の予定だ。

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 今年8月で結成10周年を迎えるアイドルグループ「乃木坂46」は過渡期を迎えている。昨年10月に絶対的エースとしてグループを牽引してきた1期生の白石麻衣が卒業、今年に入っても2期生の堀未央奈、1期生の松村沙友里ら中心メンバーを含む5人が次々にグループを離れた。また、3期生・大園桃子が9月4日の3期生加入5周年記念日を区切りに、乃木坂を卒業し、芸能活動から引退することを発表した。

「結成10周年というのは1つの節目になります。1、2期生から今後も卒業ラッシュが続くことが予想されます。今後は3、4期生を中心に売り出していくでしょう。心配なのは新メンバーの加入で大所帯になることで、グループの輪郭がぼやけてしまうことです。白石麻衣、西野七瀬、齋藤飛鳥は最初からセンターだったわけではありません。スターになった子たちも辛抱強く育てて急激に輝く時期が来る。乃木坂の4期生は16人いるが、そのうちの5人は昨年2月に加入しています。アイドルとして面白い素材が多いのですが、まだ活動時期が短い。その中で新たなメンバーの加入により、埋もれてしまう恐れがある」(スポーツ紙の芸能担当記者)

SNS、ネット上では、「これ以上メンバーを増やして行くとAKBと同じ道を歩む事になる様な気がする。当然、5期メンバーが入ったと同時期に1、2期メンバーの卒業ラッシュが始まる。それが3期にも波及して主要メンバーが抜けて一気に弱体化しそう(原文ママ」、「新メンバーオーディションを繰り返すうちに、AKB48系列のように、名前も顔も分からないような子ばかりになってしまい、尻すぼみ状態になっていくことは見え見え。それよりも、2期3期4期で、才能があっても目が出ていない子たちを、もっと売り出す努力をしていったほうがいいんじゃないか(原文ママ)」など懸念の声が多く見られる。

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