加藤綾子アナ(C)朝日新聞社
加藤綾子アナ(C)朝日新聞社

「息子から前もって『女性アナウンサーを連れて行くから』と知らせがあって、誰なのかわからなかったけど、お会いしたらびっくり。カトパンでした。いつもテレビで見てましたから、すぐにわかりました。テレビで見てるそのまんま(笑)」

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 こう語るのは、6日に電撃婚が発表された元フジテレビでフリーの加藤綾子アナウンサー(36)の結婚相手・Aさんの母親だ。結婚前の昨年11月後半、Aさんは加藤アナを実家に連れて行き、両親に紹介していたのだ。

 Aさんの母親は加藤アナのことを「カトパン」と呼び、加藤アナはAさんの母親を「お母さん」と呼んだという。

「ウチにいたのは2~3時間くらいでした。出合いは知人の紹介だと言っていましたね。お付き合いは昨年10月か11月ごろからみたいですよ。当日は息子がおすしの材料を買ってきましたから、加藤さんも一緒にお魚を切ったり、具をノリで巻いておすしを作ったり、他にも料理を作っていました。ただ、その時はまだ結婚という話は出なかったですよ」

 加藤アナは相手の男性を「一般の方です」としていたが、Aさんは年商2000億円を誇る中堅スーパーマーケットチェーンを経営する39歳の御曹司。大方の予想通り、「一般人」というには華麗すぎる経歴の男性だった。

 Aさんの会社は神奈川県に本社があり、東京、神奈川、千葉などの首都圏、大阪などの近畿圏にも多店舗展開している。生鮮食品に力を入れており、特に牛肉は豊富な部位を取りそろえていると評判だ。食品スーパーと言えば、オーケー、ライフ、ヤオコーなどが100店舗以上を展開をしているが、Aさんの会社はその次のグループの位置におり、現在急成長している。同社の2020年度の売り上げは2000億円を突破し、10年後の2031年にグループ売上高1兆円を目指しているという。

 Aさんは男3人、女1人の4人きょうだいの三男。父親は精肉店を営んでいた。慶応大学を卒業して食品会社に勤めた後、父親が経営する今の会社に入社した。2013年に2代目社長に就任。就任当初は500億円台だった売上高を、8年で約4倍に押し上げたやり手の社長だ。

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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