――面白い呼び方ですね。

 でも、「お花」という呼び方は後からマズったなぁと思いました。出産祝いにお花がたくさん届いたのですが、夫が「お花のにおいがするね!」と言ったときに、「どっちの?」ってなった(笑)。
 夫が鼻水のことを指して「おはなが出てるね」と言った時も、私は大便が出ていると思って焦りました。とにかく紛らわしいんです。もっと汎用性の低い言葉にすればよかったと思いました。

――他に、リストにはどんな項目がありますか?

 ちょっと待ってくださいね。(スマホを取り出す)

他は、
・SNSのアイコンを赤ちゃんにしない
・ラインのハンドルネームを○○ちゃんママにしない
・背景が汚い写真をSNSに載せない
・子どもの顔面をSNSに載せない
・ママっぽい服を着ない(ママっぽい服の例:チュニックにレギンスに特にこだわりのないスニーカー。汚れてもいいような服)
・鼻水やよだれが垂れている写真を投稿しない(親がいくらかわいいと思っても、子どもがいない人が見たら、汚いと思うこともある)
・他人の前で子どもの話をなるべくしない

 ちなみにこれらは私個人がやりたくないと思っていることリストであって、他人が好きでやっている分には何ら問題はないですからね。

 項目はほとんど達成できているのですが、「子どもの話ばかりしない」は一番難しいですね。なるべくしないように心がけていますが、いつも「またしちゃった!」と反省しています。

――なぜ、子どもの話をしないようにしているのでしょうか。

 赤ちゃんや育児の話って、いわゆる「オタクトーク」なんです。興味のある人は限られていますし、興味のない人にとって、オタクトークを急にされても困ると思うんです。私は宝塚が好きなのですが、興味のない人が宝塚の話を熱く語られてもつらいでしょうし、逆に、急にエヴァやガンダムの話をされても困ってしまいます。それと同じだと思っています。

 夫や身内は同じ“赤ちゃんオタク”なので、子どもの話をしてもOKというルールにしています。あとは0~1歳ぐらいの子を持つ人は、同じく“赤ちゃんオタク”であることが多いので、話をしてもいいかなと思っています。それ以外の人の前では、なるべく自分から話題に出さないようにしていますね。

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将来は、青学のテニサーに入ってほしい!