――親として、将来子どもにはどんな風に育ってほしいですか。

 子どもには、「青学(=青山学院大)のテニサーに入ってほしい!」と思っています。イケてる子に育ってほしいんです。先日、子どもを連れて青学の前をお散歩していた時、「将来はここに入るんだよ……」って言い聞かせてきました。

 今のうちからイケてる子に育てる計画を立てています。小学校では足が速い子がイケているとみられがちなので、足が速くなる教室に通わせて技術を身につけさせて、体力任せの同級生たちとの勝負で勝ってほしい。あとはラップを習わせたい。語彙も増えるし、英語を学ぶモチベーションにつながるかも、と思っています。

 子どもには、すでにイケてるっぽい服を着せることを心がけています。幼稚園など外に行くときには、モノトーンな装いにまとめてみたり、幅広くモテるような無難な好感度を狙っています。あと2~3年もしたらもっと自己主張ができるようになって、「こんな量産型大学生のような服装はしたくない」とか「青学には興味ない」みたいなことを言われるのかもしれないので、それまでの短い間だけでも、イケてる大学生のコスプレをする赤ちゃんを楽しみたいと思ってます。
(構成=AERA dot.編集部・飯塚大和)