麒麟・川島起用でTBS朝の情報番組をバラエティにシフト コロナ禍の賢明な判断なのか? (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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麒麟・川島起用でTBS朝の情報番組をバラエティにシフト コロナ禍の賢明な判断なのか?

連載「道理で笑える ラリー遠田」

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麒麟・川島明(C)朝日新聞社

麒麟・川島明(C)朝日新聞社

 TBSの2021年4月期の番組改編情報が発表された。その目玉は、朝の情報番組『グッとラック!』の後番組として3月29日から放送される『ラヴィット!』である。一部メディアで事前に報道されていた通り、MCを務めるのは麒麟の川島明であることも正式に明かされた。

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 この時間帯では、社会的なニュースや芸能ネタを扱うワイドショーが主流だが、『ラヴィット!』はあえてその逆を行き、純粋なバラエティ番組を目指すという。『グッとラック!』は情報番組を手がける情報制作局が担当していたが、新番組の『ラヴィット!』はバラエティ番組を手がけるコンテンツ制作局が担当することになる。

 個人的には、川島がMCを務めるという噂を聞いた時点で、TBSとしては新しい番組を情報番組にするつもりはないんだろうな、と思っていた。なぜなら、川島自身が『グッディ』でコメンテーターを務めた経験を振り返って、「ニュースに興味がないので自分には向いていないと思った」「その後はワイドショーの仕事は断っている」などと語っていたことがあるからだ。

 川島は芸人としては何でもこなせるユーティリティプレーヤーとして知られているが、『グッディ』以降、ワイドショーにはほぼ出演していない。もともと社会問題や芸能ゴシップに対する関心が薄いため、自分がそういう番組でコメントをするのは失礼ではないかと考えているようだ。

 見た目や芸風がスマートで知的であるため勘違いされやすいが、川島の最終学歴は高卒であり、いわゆる「高学歴芸人」ではない。学生時代から漫画、ゲーム、お笑いに夢中になっていたインドア派の人間であり、社会的なことへの関心が薄いタイプだと思われる。

 そんな川島が朝の帯番組のMCを務めるのだとしたら、それが情報番組ではないことは予想できた。情報番組の企画を持ちかけられていたら、本人が首を縦に振らなかっただろう。

 長引くコロナ禍の中で、情報番組では相変わらずコロナ関係のニュースに多くの時間が割かれている。最近盛り上がっていた森喜朗氏の失言騒動も、コロナ禍で五輪開催が危ぶまれているという状況を踏まえると、広い意味でコロナ関連のニュースであると言える。


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