「Clubhouse」の大流行はポケモンGOと似てる？　鈴木おさむが波に乗らないで得た納得感

　放送作家・鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、急に流行り始めた、あの音声SNSにまつわる話です。

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　僕のスマホはiPhoneじゃなくAndroidのスマホです。ソニーのXperiaを使ってます。人生で一度もiPhoneを使ったことがない。

　人生で最初にスマホを買った時、iPhoneまだがなかったので、パナソニックのスマホにしました。ガラケーがパナソニックだったからです。が、使用して数年でパナソニックがまさかの個人向けスマホ撤退。そこで、今度はソニーです。僕は周辺機器がソニー商品が多いから。

　そんな理由で、Androidスマホを使っているのですが、iPhoneがはやり始めてから、何度か乗り換えようかと考えたことがありました。でも、操作性も違って面倒くさそうだからとやめていましたが、周りがどんどんiPhoneになり、タイミングを失いました。だから「あえて、Androidを使ってる感」を出していました。

　一度、取材の時に僕のスマホを見たライターさんから「なんでiPhoneじゃないんですか？」と聞かれて、言葉に詰まってしまいました。そこから、ずっとiPhoneじゃない理由を探し続けています。

　ネットでAndroidのほうがいい理由などを探ってみると、結構出てきます。見てみると「機種のラインナップが豊富」と出てくる。わかる。わかるけど、iPhoneにしない理由にはならない。ほかにも「USB－TypeCケーブルで完結できる」とか、「ホーム画面を自由にカスタムできる」とか「1回のスワイプで設定を起動できる」とか「戻るボタンを配置できる」とか出てきます。確かに、そうです。そうですけど、はっきり言って弱―――――――――い。スピードワゴンの「あま～～～い」ばりに言ってみましたが、弱い。iPhoneにしない決定的な理由を探してる僕の身には弱すぎる。

　そんな中、先週、「Clubhouse」というSNSが急に流行り始めました。音声チャットで、誰でも参加できるラジオみたいな感じでしょうか。まあ、すごいスピードではやりましたね。このスピードって「ポケモンGO」がはやり始めた時と似てるなと。