自分の顔を「実験場」として整形手術を公開 美容外科医「上原恵理」が追求する“美しさ”とは  (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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自分の顔を「実験場」として整形手術を公開 美容外科医「上原恵理」が追求する“美しさ”とは 

吉川明子dot.
上原恵理医師(撮影/張溢文)

上原恵理医師(撮影/張溢文)

自らの唇にヒアルロン酸を注入する上原医師(画像はインスタライブより)

自らの唇にヒアルロン酸を注入する上原医師(画像はインスタライブより)

整形前の20歳のころ(左)と現在“アラフォー18歳”の上原医師(画像=本人提供)

整形前の20歳のころ(左)と現在“アラフォー18歳”の上原医師(画像=本人提供)

「先天奇形などの人が、アフターではかなりきれいになっていて感動しました。もともと美術に興味があった上に、私は性格的に内科よりも外科が向いている思っていたので、形成外科を目指すことに決めました」

 国立大学医学部を卒業後、東京大学医学部付属病院の医局に入局し、形成外科としてのキャリアをスタートしたが、数年で、医学界の“ガラスの天井”の存在に気づく。

「(当時は)ぶっちゃけ女性医師は期待されていなくて、いくら頑張りますって言っても、中心的なことを任されることはないんです。頑張ってもしょうがないから、結婚や育児がきっかけでやめる女医は多いし、そうなると『やっぱり女医はだめだ』ってなってしまう負のスパイラルで。そんな時、美容整形なら医学界のしがらみとは別のところで、一般の方の支持が得られればやっていけるんじゃないかと思ったんです」

 それから、非常勤で美容クリニックなどに勤め、自分の体を“実験場”にして、“気合と根性”で身銭を切って海外の技術を学んだりしながら技術を高めていった。SNSで発信するようになったのは3年前から。勉強中心の日々に閉塞感を感じ、自分がやってきたことを発信してみたくなり、インスタグラムを始めたのがきっかけだった。症例写真などを交えながら解説していくうちにフォロワーが増え、注目されるようになったという。例えば鼻を高くするにしても、さまざまな術式があり、具体的な症例を交えて真摯に説明し、メリットやデメリットについても包み隠さず伝える姿勢はどこまでも潔く、説得力があった。

「だめなものはだめ、っていろんなものをディスりまくってるから、美容業界の人に背後から刺されるんじゃないかって最近心配しています(笑)」

 かつては、芸能人や夜の接客業、富裕層の女性などごく一部の人たちが中心だった美容整形の世界だが、今では学生や会社員、主婦など幅広い立場や年齢層の女性が美容クリニックに訪れるという。


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