野球の発展を“阻害”? ファンも必要性を疑問視する「不文律」はなくすべきか (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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野球の発展を“阻害”? ファンも必要性を疑問視する「不文律」はなくすべきか

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自身のSNSで積極的に意見を発信しているレッズのトレバー・バウアー(写真/gettyimages)

自身のSNSで積極的に意見を発信しているレッズのトレバー・バウアー(写真/gettyimages)

 野球ファンと現場で戦う選手で大きな認識の違いがあるものが、試合での不文律だ。

 今年もメジャーリーグでは、フェルナンド・タティス(パドレス)が放ったホームランが議論を巻き起こした。理由は10対3とリードした試合で、カウント0-3からの投球をスイングしたからというものだ。

 大量リードしているチームの選手が、相手投手のカウントが悪くなった時に手を出してはいけないという不文律を破ってしまったことに対しては、対戦したレンジャーズのクリス・ウッドワード監督も「本来0-3の時はスイングするタイミングではない」と批判。その後、タティスは満塁弾を打ったのにも関わらず、記者団に対して正式に謝罪をするという結果となった。

 だが、決して少なくない数のファンがタティスを擁護していたのも事実だ。これまで日本でも、本塁打を打った後に過度に喜んではいけない、大量リードの時に全力疾走をしてはいけないなどの不文律を守らなかった選手は当然いた。結果的に報復死球や、相手チームから非難されたこともあったが、この時もファンの間では、不文律を破った選手に同情する声が多かったようにも思える。

 そして最近では、その不文律に対して疑問を呈するプレイヤーもメジャーでは増えてきている印象を受ける。その筆頭が、今シーズンにダルビッシュ有(カブス)とサイ・ヤング賞を争う投球を見せたトレバー・バウアー(レッズ)だ。

 バウアーはタティスの件についても、不文律は不必要なものだと主張。自身のツイッターでタティスに向け“4つのアドバイス”を送っている。その内容は以下のものだ。


1)試合がどのような状況でも、0-3からのボールをスイングし続けろ

2)試合がどのような状況でも、ホームランを打ち続けろ

3)野球にエネルギーと輝きを注ぎ続け、楽しいものにしてくれ

4)君が唯一間違ってしまったことは、謝罪をしたことだ。もうそれは止めてくれ


 今回のタティスの場合は、打者が破った不文律のため、投手が不快感を示すことが多い気もするが、バウアーはタティスの行動を支持している。ファンたちも「全く賛成だよ(Couldn’t agree more)」「不文律なんて馬鹿げてる(Unwritten rules are stupid)」など、賛同するコメントが目立った。


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