仕事に追われていた三浦春馬さんの人生観を変えた 「伝統工芸品」と「手料理」 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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仕事に追われていた三浦春馬さんの人生観を変えた 「伝統工芸品」と「手料理」

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坂口友香dot.
三浦春馬さん(写真/朝日新聞出版写真部・東川哲也)

三浦春馬さん(写真/朝日新聞出版写真部・東川哲也)

三浦さんが最後にアップした手料理のローストビーフの写真

三浦さんが最後にアップした手料理のローストビーフの写真

 7月18日に亡くなった俳優・三浦春馬さん(享年30)のインスタグラムには、今も優しくほほ笑む三浦さんがいる。コメント欄には哀悼のメッセージが後を絶たない。

【写真】三浦さんがインスタにアップした最後の「手料理」

 動画には、4月6日に発売された三浦さんの著書『日本製』の中に掲載されている伝統工芸品の中で、実際に三浦さんが自宅で愛用しているものを“三浦家日本製棚”として紹介している。

 同書は三浦さんが約4年半かけて訪れた47都道府県の“日本製”の文化や伝統、歴史産業などを見つめなおし、未来に残すために作られたという一冊。

 動画では岩手県の漆のおわんや宮崎県の高千穂神楽面「天鈿女命(アメノウズメノミコト)」や、佐賀県の多々良焼の花瓶やとっくり、京都の朝日焼のコーヒーカップなど、一つ一つを手に取り「これで日本酒を飲んだり、コーヒーを飲んでいます」といとおしそうに紹介している。特に「天鈿女命(アメノウズメノミコト)」の神楽面のシーンでは「芸能の神様なのでとても力をもらっています」と力強く紹介した。

“日本製”を探求する一方で、世界各国の衣食住を彩るモノを探していたのが、昨年4月からシンガー・ソングライターJUJU(44)とMCを務めていた「世界はほしいモノにあふれてる」(NHK)だ。

 21日午前1時から放送された同番組では、冒頭に「番組MCをつとめる三浦春馬さんがお亡くなりになりました。謹んで哀悼の意を表します」とのテロップが流された。公式ホームページにも「番組からのメッセージ」として、追悼文が掲載されている。

<番組開始からMCをつとめる三浦春馬さんがお亡くなりになりました。ときには自らも旅に出て、世界中のすてきなモノ、そして、それを生み出す職人・デザイナーたちと出会い、その魅力を優しく温かな目で、誠実な言葉で伝えてくれました。ここに、心からの感謝と哀悼の意を表します。 世界はほしいモノにあふれてる 一同>

 こうした三浦さんの俳優以外の仕事について出版関係者はこう話す。

「これらの仕事を通じて、少なからずライフスタイルに変化があったようですね。食器ばかりでなく、食材にもこだわるようになった。作り手の気持ちを想像するようになり、職人の技や伝統的なものへの慈しみがどんどん深くなったようです」


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