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パーキンソン病は今や「不治の病」ではない 薬と運動で日常生活の質を維持

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中寺暁子dot.#ヘルス#病気#病院
薬物療法における基本的な選択

薬物療法における基本的な選択

パーキンソン病データ

パーキンソン病データ

 できるだけ長く日常生活を支障なく送るためには、薬物療法と同時に運動療法が大切となる。

■運動することで薬の効果が高まる

 同じ薬を使っていても、運動をしている人のほうが、治療効果が出やすいこともわかっている。薬物療法は薬で症状を抑えることで、運動をしやすくするという意味合いもある。

「いくらエンジンオイルを補給しても車体が錆びついていたら車は動かないのと同様に、薬でドパミンを補充しても筋肉や骨などがもろくなっていたら、からだは思うように動きません。パーキンソン病の人は気持ちもからだも引きこもりがちになりますが、初期から積極的にからだを動かすことが大切です」(同)

 進行すると転倒しやすくなるため、主に理学療法士の指導を受けて、ストレッチや筋力トレーニングをおこなうが、初期は運動の種類に制限はない。

「ヨガやスキー、スキューバダイビング、ゴルフ、ウォーキングなど、趣味の延長で楽しく続けることが大切です」(同)

(文・中寺暁子)

≪取材協力≫
関東中央病院 脳神経内科統括部長 織茂智之医師
順天堂大学順天堂医院 脳神経内科 西川典子医師

※週刊朝日ムック『新「名医」の最新治療2020』より


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