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韓流じゃなかった!鈴木おさむが「ぶっちぎりでおもしろかった」ドラマとは?

連載「1970年生まれの団ジュニたちへ」

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鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

 放送作家・鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、おうち時間で見たとあるドラマについて綴ります。

【写真】ドラマ「愛の不時着」の舞台となった北朝鮮のリアルな街の様子はこちら

*  *  *
 おうち時間がずっと続いていたので、いろんなドラマや映画を見ましたが、自分の中でぶっちぎりでおもしろかったのがNetflixのとあるドラマ。と言うと「梨泰院クラス」か「愛の不時着」と言う人が多いでしょう。この二つもかなりおもしろいし好きなんですが、正直、韓国ドラマって一話がちょっと長い。話数も長いと思ってしまう。

 じゃあ、何かって言うと「ペーパー・ハウス」ってドラマです。赤いつなぎとダリのマスクかぶった人のキービジュアル。これ言うと、あんまり共感してくれる人いませんが、Netflixの世界ランキングではかなり上位です。日本ではあんまりヒットしてないのかも。

 これ、スペイン制作のドラマなんですが、僕が思うにはかなり日本人が好きな「味」だと思うんですよね。

 一話40~50分で展開がめちゃくちゃ早い。あらすじを言うと、「教授」 と呼ばれる謎の男が、犯罪歴のある男女8人を集めてチームを結成。そして造幣局に強盗に入り、人質を取って籠城し、最終的に日本円で3000億円以上のお金を強奪しようという話。

 これ、おもしろいのが、8人のチームメンバーは本名を伏せて、都市の名前で呼び合うんです。「ナイロビ」とか「ベルリン」とか「モスクワ」とか。そんで8人の中のメインキャラクターで「トーキョー」と呼ばれる女性がいる。この「トーキョー」と名が付いているだけで、日本の人は、距離が縮まると思うんですよね。世界各国、自分の国の都市名が付いている人は同じ気持ちになるはず。

 この人質を取っての強奪計画と、教授がみんなに話している作戦タイム、メンバーの過去がカットバックされて進んで行く。この構成が素晴らしく、とてもおもしろいんですが、僕的には何がおもしろいって、教授もメンバーも結構ミスをするんです。自分の欲が先に出て、ピンチに陥ってしまう。ドジなんです。


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