反社会的勢力とのつながりが報じられた”闇営業“問題で、昨年6月から謹慎処分となっていた「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮が1月30日、都内で”復帰記者会見“を開いた。
会見には相方の田村淳とともに出席。淳は当日、YouTubeにアップした動画で「髪を赤く染めます。久々に亮さんとステージに立ったときに緊張しないように。原点回帰と、場を和ませたい」と宣言していたとおりの“赤髪”姿で登場した。
(1)に引き続き、会見の一問一答を掲載する。
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――久しぶりに観客の前に立った感想は?
亮:あたたかく迎えてくださって、本当にうれしくなりました。もうちょっと冷ややかな目で見られることを覚悟していましたが、あたたかく迎え入れてくださったことがすごくうれしかったです。
淳:お客さんから「お帰り」とか「待ってました」っていう声を聞いて亮さんがちょっと涙ぐむという瞬間がありました。一度ステージからはけていただいて、ティッシュで涙をふいて、また戻ってきてもらうということは冒頭にありました。
――半年前の謝罪会見と同じステージに立つというのは、どうでした?
亮:「ロンドンブーツの2人でやるなら、ここじゃなくてよかったのにな」という気持ちもあったのですが、あたたかく迎えてくださった方々のおかげで、その気持ちはすぐになくなりました。ここでよかったと思っています。
――トークライブではお客さんから質問コーナーもあったと聞きました。
淳:トークライブの後に記者会見があったので、お客さんに「皆さん記者になったつもりで、想定質問みたいなのをして、練習させてください」と。なので今、(亮は)慣れた感じで座っているんだよね。
亮:リラックスはできましたね。印象に残っているのは、シンプルに「何してたんですか?」とか、「お金どうしてたんですか?」と。「お金はないよー」って言って(笑)。吉本は2カ月遅れで入ってきますから。
淳:オーストラリアのドル建ての貯金をずっと若いころからしてきたから、それで大丈夫なんだよって(笑)。
亮:淳が言ってますけど、そんなのはずいぶん前にないし。
――今、吉本興業との契約問題はどうなっているんですか?
淳:そこは社長が。株式会社ロンドンブーツの所属タレントとしての田村亮になっていまして、まさに吉本興業さんとエージェント契約を結ぶことで話を進めています。吉本興業も大きい会社で所属タレントがたくさんいますから、まだ亮さんの番までいっていない。多分これから回ってきて、株式会社ロンドンブーツとしてエージェント契約を結べたらいいなと。
【全文(3)】に続く。
(AERA dot.取材班)