ZOZO前澤社長【涙の退任会見全文(4)】「いかがわしくロックに驚かせたい」 (2/6) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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ZOZO前澤社長【涙の退任会見全文(4)】「いかがわしくロックに驚かせたい」

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社員に思いをはせ涙する前澤友作氏(撮影/今村拓馬)

社員に思いをはせ涙する前澤友作氏(撮影/今村拓馬)

 そのなかで、先ほど説明したとおり、ZOZOは今大きな課題を抱えていると思っています。課題を解決していくうえでも、今回のヤフー社との提携はすばらしいきっかけになると思います。それにあわせ、私のワンマンといいますか、そういったところからZOZO社はもっともっと現場の一人一人が権限、裁量を持ち、まるで自分が社長であるかのようにふるまえる、総合力の高い組織に変わっていかなければなりません。

 そういった意味でも私が潔く代表取締役社長を辞任し、後継者である澤田に譲り、今以上のチーム力、総合力をもって、さらなる成長を遂げていく。そういったとこに期待して、苦渋の決断ではありましたが、退くこととしました。

 よく「経営者は孤独だ」とみんな言います。僕はそんな風に思ってなくて、こんなにすばらしい社員に恵まれて、みんなで毎日楽しく事業にいそしむことができて、「全然孤独なんかじゃないよ」とずっと思っていたんですけど、でも最後の最後にこの決断をして。そのときはじめて「経営者ってやっぱり最後は一人で決めなくちゃいけない立場なんだ」って痛感しました。最後の最後に「孤独なんだ」と思いました。

――「新しい道に進みたい」という話があった。この「新しい道」とは具体的にどういうことか。

前澤:道と言いますか、新しい生き方として大きく二つ考えています。

 一つ目は宇宙との関わりです。発表させていただいているとおり、2023年に月に行くのですが、実はそれより前に一回宇宙に行きます。もうちょい近場に行きます。それについてはまた改めてご報告申し上げますが、そんな早くに訓練だ、準備だ、と考えると、今にも体を鍛え始め、英語やロシア語などいろんな言語を勉強し、宇宙飛行士のみなさまにいろいろご教示いただきながら、ど素人ですから、いろいろな勉強をさせていただくというのが一つ目の生き方、道です。

 二つ目はやっぱり事業家としていたいという思いが強いです。といってもただ儲かりたいビジネスを興したいわけではありません。やはり社会や人のためになるビジネスをやりたい。頭も鈍り、そんなに感じてはいませんが体も衰えてきています。人生折り返しています。そういった意味でまた新しい事業を興したいと思っています。


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