──芸能界には反社会的勢力との付き合いはない?

宮迫:僕の感覚ですが、基本的にはないと思います。もし、しっかりとそういうところとつながっている人がいるのなら、人生が終わってしまっても、いた仕方ないと思います。

──ギャラの取り分も吉本との契約で決まっていないという話がありましたが、芸人でも契約があるべきではないかということについては。

亮:僕は契約がなかったとか、ギャラの可視化とかはもちろん疑問に思ったりするんですけど、吉本興業は劇場があったり、いいところがすごくあるので。紙で契約を結ぶことが本当にいいことかどうかは判断できないですけど。

 今回僕は、記者会見が開けないというところから始まったことで、こういうこともある、ああいうこともあるという積み重ねになってしまった。問題が起こっていない方はそっちの方がよかったりするのかもしれないので、一概には言えないです。

宮迫:そうですね。そこに関してはデビューして間もない若手のギャラというのは非常にびっくりされるぐらい。僕たちも初めての舞台が300円とか、最初はそうです。ただ、吉本ブランドというのは、吉本でなければ我々はこの場に座っていないと思いますので、そこに関しては。もちろん、ルールとかいろんなことをこういうことをきっかけに変えていかないといけないと思いますけど、そこは吉本ブランドはすごいなと思っています。

──24日に全員呼び出されて謹慎と言われたとのことですが、その際に岡本社長も含めて5人だったということですけど、宮迫さんと亮さん以外は。

宮迫:HGと福島くんです。

──他の芸人さんは。

宮迫:個別に、謹慎発表も全員がというわけではなくて。僕ら第1報のメンバーと考えてください。

──4人が呼ばれた?

宮迫:他もいましたけど、僕らとは別でやりました。

──岡本社長の「俺には全員をクビにする力があるんだぞ」と言うのを聞いたのは。

宮迫:4人だけです。

──芸人のイメージが悪くなったことについては。

宮迫:もちろん、とんでもない迷惑をおかけしていると思います。まずは吉本興業については「闇」という言葉は使っていなかったです。今回は反社会的勢力との関わりのなかで「闇」という言葉が定着してしまっているんですが、我々は「直営業」というふうに。

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必要な「直営業」もある