宮迫:謹慎が発表されたときに、もう一度、松本さんに連絡させてもらいました。「ウソをついてしまっていました。すみません」と。松本さんは「休んでいる間、(宮迫が)出ている番組、俺がノーギャラでも出たるから」と(涙を流す)。こんな最低なウソをついたヤツのために、ノーギャラで出てくれるという優しい言葉をかけてくれていました。申し訳ないです。すみません。

■入江からの誘い

──入江さんからは、どのような形で誘いを受けたのですか?

宮迫:正確に何日か前かは覚えていませんが、入江くんと亮くんと3人で飲みの席にいまして。僕が聞いた時は「結婚パーティーがあるんで、出てくれませんか」と。僕はその時にだいぶ酔っていたので、「もし空いてて行けたら行くわ」ぐらいのことを入江くんに言いました。そこで「ギャラが出ます」と言われました。値段を聞くと、正直言うとその時の記憶も定かではないので、亮くんに話を聞いて認識したんですけど。50万、100万だと。そこで亮くんが「大丈夫かと。そんな大金払えるとこは」と入江くんに聞いたみたいで。その時に入江くんが、「僕がやる吉本の会社を通したイベントに付いてくれているスポンサーなんで、そこは安心です」と。そこで亮くんは、「じゃあ大丈夫か」と。僕はお酒に関してはダメなんですけど、飲んでいたんでよく覚えてないんです。亮くんはそこをはっきりと覚えているとのことでしたので、僕たちはそれを聞いてパーティーに行ったのが経緯です。

──芸人を何人か集めてくれとか言われたのですか?

宮迫:僕たちは最後の10分、15分間ぐらいしかいなかったので。当時HGがいたとか福島くんがいたというのは覚えていませんでしたけど、そこは入江くんが把握していると思います。

──そういう話はよくあったのですか?

宮迫:僕に関しては2回目ですね。

──1回目も結婚式ですか?

宮迫:違います。相手方の名前もあるので言えませんけど、営業という形ではなかったです。僕も知っている、仕事をしたことのある方の事務所をあげての誕生パーティーが大々的にあると。何度か僕も共演させてもらっている方だったので、お笑いコーナーを仕切りをサプライズで宮迫さんがやったらウケるんじゃないですかと。それもまた、「行けたら行くわ」ぐらいの感じでたまたま空いていたので、顔を出しました。それで、そのコーナーの仕切りをしまして。それはちょっと見てみたいというのもありまして。それで帰る時にそこの事務所、僕の記憶では副社長だったと思うんですけど、「すみません、これはお車代です」というので、僕は「いえ、僕はギャラをもらうというので来てないので」、「いや、これはお車代なので」というのが渡されたのが1回ということです。

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反社会的勢力を判断することは難しい