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一連の“闇営業”問題で、反社会的勢力とのつながりを報じられた雨上がり決死隊の宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮がそろって、7月20日午後3時から都内で急遽会見を開いた。
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──亮さんもそのあたりの思いを聞かせてください。
亮:会見をダメだということに関しては、正直納得いっていませんでした。僕は、ウソをついて。ツイッターでもラジオでもウソをついてしまって、淳(あつし)にもウソをついて、僕のことを擁護してくれる人もたくさんいて。ウソの擁護をしてくれている人に僕がつらくて。
それで会社にどうしても言いたいと。その(吉本側の)弁護士さんが(会見を)止めている理由がまったくわからなくて。その弁護士さんが言うには、我々が弁護士をつけたことは上層部が悲しがってると。ファミリーだというふうに言われました。
でも、僕に言わせれば、本当に僕をファミリーだと言うなら、僕は子どもだと思っています。本当に悪いと思って謝ろうとしているのを止めるのが親ではないかと思います。
それをやられて僕は、不信感しかなくなってしまいました。止めるのではなく、背中を押してほしい。どういうふうにしたら、こいつらがちゃんと謝ってくれるかを手伝ってほしかっただけです。本当のことを言うのがどんどん遅れて、しんどいことは伝えていました。ほかの先輩方や後輩がワイドショーでコメントしていた「会見した方がいい」というのは僕も同じですし、みんな同じです。なのに、止めてるのが、それは、あってはいけないと思いました。
だから、弁護士さんをたてたことは正しいと思う。じゃないと動いてくれなかったのは事実です。ただ、引退会見というふうになっていった経緯は、どのような感情で吉本興業の方が裏で怒っているのか想像もつかないですけど。もとは自分たちがついたウソのせいですから、我慢してきましたが、もう僕は我慢の限界だったので、今回、手作りですけど、いろんな人に届いて謝らせてもらいたくて、今回の会見を開きました(涙を流す)。