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メダル獲得に黄信号? 中田ジャパンの苦難と課題

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元川悦子dot.
全日本女子バレーの中田久美監督 (c)朝日新聞社

全日本女子バレーの中田久美監督 (c)朝日新聞社

「東京五輪まで500日を切りました。私たちがここから活動できるのは362日。時間がない中、今季は非常に重要なシーズンになる。メダルを目標に戦っていきたいと思います」

 4月24日に東京・西が丘のナショナルトレーニングセンターで中田久美監督が「メダル獲得」を宣言した通り、バレーボール女子日本代表(通称・火の鳥NIPPON)が五輪前年シーズンに突入した。

 全日本女子は登録メンバー28人体制で4月21日~5月10日の第1国内合宿を実施。このうち17人が今季初の国際大会となるモントルーバレーマスターズ(スイス)に13日から参戦する。直後の今月下旬からは16チームで構成されるFIVBバレーボールネーションズリーグに突入。それを7月まで消化し、8月にはアジア女子選手権(ソウル)に出場。9月には「東京五輪前哨戦」と位置づけられるワールドカップ2019(日本)に挑むことになる。

 2018年世界選手権の日本は、1・2次ラウンドを順当に突破したものの、第3ラウンドで世界ランクトップのセルビアに苦杯。全日本女子よりランク下のイタリアにも敗れて、ベスト4進出が叶わなかった。それだけに、今年は何としてもトップ3入りし、メダル獲得の道筋を見出さなければいけない。

 2012年ロンドン五輪銅メダル時のキャプテンで、現在も登録メンバーに名を連ねる34歳の荒木絵里香(トヨタ車体クインシーズ)も「ロンドン五輪前を振り返ると、チームとして勝利を重ね、戦うごとに自信をつけた状態で、本番に臨むことができた。東京でメダルを取ろうと思うなら、ロンドンと同じ流れを作らないといけない。ワールドカップを含めて今季結果を出すことは非常に大切になってきます」と強調していた。

 しかしながら、火の鳥NIPPONの現状は決して芳しいものとは言えない。2018年世界選手権直前のアジア大会(インドネシア)では、当時世界ランク1位の中国に完敗しただけでなく、宿敵・韓国、さらには新興国・タイにもアッサリ敗れて4位に甘んじているからだ。


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