高橋一生 (c)朝日新聞社
高橋一生 (c)朝日新聞社

 TOKIOの松岡昌宏(42)主演の『家政婦のミタゾノ』(テレビ朝日系)の第3シーズンが1年振りにスタートし好調なすべり出しを見せている。
その松岡が出演したバラエティ番組『家事ヤロウ!!!』(4月20日放送・同)で「トイレは素手で掃除する」と衝撃発言。スタジオに用意されたトイレを使って実際に掃除をして見せたことで、ネットでも驚きの声があがった。

こちらが大ヒットした「トイレの神様」

「松岡は便座やフタなどをトイレットペーパーで乾拭きすると、今度は素手で便器の中を洗い始めたんです。共演していたバカリズムやカズレーザーも、さすがに引き気味で驚いていました」(テレビ誌記者)

 同じく、俳優の高橋一生(38)が「素手でトイレ掃除をしている」と同様の発言をしてファンから驚きの声があがったことがあった。

「高橋は『しゃべくり007』(2月25日放送・日本テレビ系)で、おばあさんの教えでずっと守っていると話していました。この時も、ネット上や視聴者からは衛生的に問題があるのでは、といった指摘がされました」(同前)

 昔から「トイレ掃除は開運効果がある」「金運がUPする」「良縁に恵まれる」などといわれ、多くの芸能人や著名人も実践してきた。2010年にヒットした植村花菜の「トイレの神様」も、毎日トイレ掃除をすると、トイレの女神様のようにキレイになる、という言い伝えをモチーフにしている。

 松岡や高橋だけでなく、芸能界には「トイレ掃除だけは自分でやる」という“トイレ男子”が意外と多い。

 よく知られているのがタモリだ。素手で便器の中まで洗うのはもちろんだが、こびりついた汚れは爪で取り除くこともあるという。また、素手でないものの、必ず自分でトイレを掃除するというのがビートたけし、郷ひろみ、故人では、星野仙一氏、ホンダ創業者の本田宗一郎氏、松下電器(Panasonic)創業者の松下幸之助氏といった大物たちが名を連ねる。

「たけしさんは若い時に師匠から『トイレをきれいにしろ』と言われてから、今でも楽屋のトイレをお掃除しているそうです。その姿を見て若い弟子たちも自ずと掃除するようになったそうです。郷さんは、使用後に必ずティッシュペーパーできれいに便器を拭いていると言いますし、星野さんも明治大学時代の野球部監督にトイレ掃除をさせられたそうですが、続けることで、謙虚な気持ちになり、相手の気持ちが分かるようになったそうです。本田氏はゲンを担ぐことを大切にしていたそうで、やはりずっとやり続けたと言います」(芸能リポーター・川内天子さん)

 やはり何事も継続するのは、大成につながるということかもしれない。(宮本エミ)

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宮本エミ

宮本エミ

芸能ジャーナリスト。新聞社、通信社を経て、Webメディア、週刊誌などで芸能、スポーツを中心に執筆中。

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