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絶好調のナイナイ・岡村隆史が「真面目すぎる」弱点を克服するまで

連載「道理で笑える ラリー遠田」

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岡村隆史 (c)朝日新聞社

岡村隆史 (c)朝日新聞社

 ここ数年、ナインティナインの岡村隆史の活躍がめざましい。数あるレギュラー番組の中でも『チコちゃんに叱られる!』(NHK)の注目度は桁違いである。レギュラー放送だけでなく再放送すら高い視聴率を保っていて、子供から年配者まで幅広い年齢層に愛されている。

 番組のマスコットキャラクターであるチコちゃんの決めフレーズ「ボーっと生きてんじゃねえよ!」は、昨年の「ユーキャン新語・流行語大賞」でトップテンに入った。その人気ぶりを買われて、チコちゃんと岡村は昨年末の『NHK紅白歌合戦』にも出演を果たした。

 ナインティナインはもともとコンビでの活動が中心だったのだが、現在はコンビでのレギュラー番組は『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)のみ。しかも、その中のメイン企画「グルメチキンレース ゴチになります!」でも矢部浩之の休業が長く続いていて、コンビで揃う姿を見られる機会は激減している。多くのファンに長く愛されていたラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』も2014年9月に終了していて、10月からは『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』が始まっている。

 岡村のピンの仕事は順調に増えている。『チコちゃん』以外にも『東野・岡村の旅猿』『おかべろ』などのレギュラーがある。また、『めちゃイケ』に出ている頃の岡村には「ストイックな仕事人間」というイメージもあったのだが、最近は一般女性との真剣交際が報じられるなど、プライベートも充実しているのがうかがえる。

 岡村が大きく変わったのにはきっかけがあった。それを知るのに最適な本がある。2018年12月28日に刊行された『素顔の岡村隆史』(ワニブックス)である。これは、よしもとのお笑い養成所「NSC」で岡村の講師を務めた漫才作家の本多正識の著書である。岡村が自身の芸人人生を振り返って話をして、それに対して本多がコメントを加える形で構成されている。

 本多は、NSCの授業で矢部がボケ、岡村がツッコミを担当する漫才を見て「ボケとツッコミが逆や」と指摘したことで知られる人物。岡村も重要なアドバイスをくれた本多に感謝している。そんな本多は現在まで岡村という芸人の成長をずっと見守ってきた。


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