ハクション大魔王一家に新キャラが誕生!?「くしゃみ」「あくび」に続くのは、まさかの… (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ハクション大魔王一家に新キャラが誕生!?「くしゃみ」「あくび」に続くのは、まさかの…

竹内良介dot.
新キャラクターの「ぷぅーたくん」。YouTuberデビューも果たした(c)タツノコプロ 【公式】はくしょん&あくびちゃんねる https://www.youtube.com/channel/UCk4vuG9hwJu4tFXp0c3y9nA

新キャラクターの「ぷぅーたくん」。YouTuberデビューも果たした(c)タツノコプロ 【公式】はくしょん&あくびちゃんねる https://www.youtube.com/channel/UCk4vuG9hwJu4tFXp0c3y9nA

吉田竜夫氏が想定した初期のハクション大魔王(c)タツノコプロ

吉田竜夫氏が想定した初期のハクション大魔王(c)タツノコプロ

くわはら・ゆうぞう/1966年生まれ。タツノコプロ代表取締役社長。日本テレビ放送網株式会社社会情報局、営業局を経て社長室在籍時にタツノコプロのM&Aに携わる。2014年1月31日から現職。

くわはら・ゆうぞう/1966年生まれ。タツノコプロ代表取締役社長。日本テレビ放送網株式会社社会情報局、営業局を経て社長室在籍時にタツノコプロのM&Aに携わる。2014年1月31日から現職。

―思い切った方針に反発の声もあるのでは?

桑原 2011年に「科学忍者隊ガッチャマン」をもとにしたショートコメディー「おはよう忍者隊ガッチャマン」をテレビで放送したときは、オールドファンからお叱りの声をいただいたこともありました。もちろん、そうしたファンの方を裏切ることなく守るべきものは守ろうと考えています。もともと「ハクション大魔王」はギャグアニメですから、「ハクション大魔王やアクビちゃんが現在によみがえってYouTuberになったらどうなる?」と考えたときに、大胆な設定も「ありだな」と判断しました。

―守るべきものとは何ですか?

桑原 吉田竜夫が提唱していた「世界の子どもたちに夢を」の理念です。逆に言えば、その理念に反しないことであれば「なんでもあり」だと考えています。

―そうした「なんでもあり」の精神は社風でしょうか?

桑原 代表的な作品の原作の著作権をタツノコプロが所有していることが大きいと思います。そうした背景があるので、リメイクだろうが商品化だろうが自分たちの判断でなんでも決められて、素早く動くことができるんです。

―ご自身も子どものころに再放送された「ハクション大魔王」を見ていたそうですが、どんな印象をお持ちですか?

桑原 「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン」というセリフは流行語にもなり、まさに国民的なアニメでしたね。子どものころからキャラクターの魅力を肌で感じてきた一方で、実は大人になってからもタツノコプロの作品に大変な魅力を感じていたんです。私は弊社の前に日本テレビに勤めていましたが、そのころから「タツノコプロの作品は現代でも必ず輝くことができる」と注目していました。実際に、06年にはアクビちゃんを主人公にしたスピンオフ作品「アクビガール」が放送され、昔の「ハクション大魔王」を知らない女の子たちに受け入れられています。「科学忍者隊ガッチャマン」は13年に実写映画化もされました。それぞれの作品が時代に合わせてアップデートされ、新たな世代にも受け入れられていることが弊社の作品の大きな特徴だと考えています。

―そもそも主人公のハクション大魔王は、最初はムキムキの設定だったそうですね。

桑原 はい。吉田竜夫が描いた初めのハクション大魔王は、「アラジンと魔法のランプ」に出てくるようなマッチョな肉体だったそうです。それをアニメ総監督の笹川ひろしを中心に意見を出し合って愛嬌(あいきょう)を感じさせるデザインに変えていき、最終的に腹がたるんだ中年男のイメージになりました。


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい