貴乃花親方の引退会見 全文【前編】「告発状の事実無根認めず、一門に所属できなかったら廃業と言われた」 (1/7) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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貴乃花親方の引退会見 全文【前編】「告発状の事実無根認めず、一門に所属できなかったら廃業と言われた」

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会見に応じる貴乃花(撮影/福井しほ)

会見に応じる貴乃花(撮影/福井しほ)

会見後に配布された報告書には貴乃花の署名も記されている(撮影/福井しほ)

会見後に配布された報告書には貴乃花の署名も記されている(撮影/福井しほ)

 貴乃花親方(46=元横綱)が25日夕方、日本相撲協会に退職届を出した後、東京都港区の弁護士事務所内で会見を開き、「貴乃花光司は、年寄を引退するという届けを提出いたしました」と語った。

【会見後に配布された報告書はこちら】

 冒頭に代理人弁護士が状況を説明した。

「本日午後1時、公益財団法人日本相撲協会に対し、年寄貴乃花の代理人として、年寄を引退する旨の引退届を提出し、併せて貴乃花部屋に所属する力士、床山、世話人全員の代理人として全員が千賀ノ浦部屋に所属先変更願を提出いたしましたことをご報告させていただきます。本日のご案内は退職届と記載しましたが、正式に提出した書類は引退届でございます。分かりやすい表現で退職届とさせていただきました。以上ご報告とさせていただきます」

 続いて貴乃花親方が引退に至る経緯を報告した。以下はその全文。

*  *  *
 私、貴乃花光司は本日、公益財団法人日本相撲協会に年寄を引退する旨の届けを提出いたしました。引退の理由は次の通りです。

 本年、3月9日、私は貴ノ岩への傷害事件に対する日本相撲協会の対応について、真実を隠さず追求したいという気持ちで内閣府公益認定等委員会に告発状を提出いたしました。その後、私の弟子の不行き届きもあり、3月28日付けで告発状を取り下げましたが、告発状の内容には何ら真実に反する点はありませんでした。

 その後、私は先般、受けました、降格処分を真摯に受け止め、ゼロからスタートさせていただき、部屋に所属する力士に対する指導、監督及び審判としての業務に粛々と従事してまいりました。

 しかし、本年8月7日、日本相撲協会より協会が依頼された外部の弁護士の見解を踏まえたとされる書面が届きました。その書面では<告発状は事実無根な理由に基づいてなされたもの>と結論付けられておりました。それに対して、私は書面で<告発状の内容は事実無根ではないこと>をご説明してまいりましたが、その後告発状の内容が事実無根な理由に基づいてなされたものであることを認めないと親方を廃業せざるを得ないという有形無形の要請を受け続けてまいりました。


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