受験生の子どもに「お金のことは気にしないで」は禁句!? その理由とは (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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受験生の子どもに「お金のことは気にしないで」は禁句!? その理由とは

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子どもが大学生まで成長するということは、親は定年が見えてくる年齢(※写真はイメージ)

子どもが大学生まで成長するということは、親は定年が見えてくる年齢(※写真はイメージ)

「私の末の息子が大学に入学したばかりなのですが、その受験時にエクセルで一覧できるスケジュール表をつくりました。子どもは自分の受験日を把握するのに役立て、親は入学金をいつまでに支払う受験回数が増えてその費用も急増かを確認する表として活用。リビングに貼り、家族で共有しました」(畠中さん、以下同)

 表は受験した大学ごとに、願書提出期間、試験日、合格発表日、入学手続き期間などが記入されている。受験するのは本命の大学と滑り止めの第2、第3志望校となるが、受験する回数が増えているのが最近の傾向だ。

「併願大学が増えれば増えるほど、受験料がかさむのが親としてはつらいところ。子どものためにと何度も受験させて、気づいたら50万円もかかっていたということも珍しくありません」

 一般に私立大学の受験料は3万~3万5000円なので、何校までが許容範囲かを子どもと話しておくことも大切だ。

■入学金の用意は「本命プラス1校分」

 入学金の納付期限は大学によって異なるが、本命のB大学の前に、滑り止めのA大学に合格したとする。A大学の入学金納付期限がB大学の合格発表日より前だとすると、先にA大学に入学金を払っておかなければならない。後になってB大学に合格できればいいが、不合格になれば、浪人もあり得るのだ。

「ただ、最近の私立大学は入学手続き期間を長く設定しているようです。ですから、本命の大学のほかに、1校分ぐらいのお金を用意しておけばいいでしょう。それ以上に払うことはまずないと思いますので、お金を無駄にしないためにも一目でわかるスケジュール表をつくっておくといいですね」

 ちなみに、大学に払い込んだ入学金は戻ってこないが、授業料や施設設備費などは返金される。これは、入学金はその大学に「入学できる地位を取得するための対価」であり、授業料などは「授業を受講したり、施設を使用したりすることの対価」とされているからだ。

■入学初年度の“最大瞬間風速”を耐える

 授業料は大学4年間で数百万円かかるが、各年度の前期・後期で分けられるので、出費は半年ごとになる。ただ、初年度の4月には入学金のほか、新しい生活をスタートさせるための費用もかかる。


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