そしたら日本を愛するなんたらかんたらとか、画像を日の丸にしているようなアカウントから、「ちゃんと読んだのか」とか「おかしなことは言ってない」とか、寄稿を支持するコメントがガンガン来ました。いや、あれはどの角度から読んでも100対0でおかしいし、古いおじさんの意見ですよ。いまはそういう時代じゃないんじゃない？　そういう意見を持っていたとしても自民党の国会議員が言っちゃダメでしょ。税金を投入していいのかって言うけど、そんなことを言う人に税金を投入したくないって話になるんですよ。議員は税金で食ってるんだから。

　さらにおかしなことはね、僕が子どもいないってツイートしたことで、反安倍派の人たちからうちのかみさんが子どもを産めない体だから竹山の家には子どもがいない、あんなことを言ったら奥さんがかわいそうだ、という話になっているわけですよ。それも違うだろと思う。なぜなら、「子どもがいない家庭＝子どもが産めない体」じゃないぜ？　もちろんそういう事情もあるだろうけど、その考えは裏を返せば「結婚したら子どもを産むものだ」って当たり前に思っているってことでしょ。それは「子どもは3人以上」って言った自民党のおじさん議員と一緒だぞ。

　みんながバックグラウンドを見ないで自分の主義主張を言い過ぎというか、背景も知らずに誰かの意見を鵜呑みにして、共感し過ぎちゃっている。それはとても危険なことで、そもそもネット上ではウソの情報も多々あるわけですよ。

　ちょっとツイッターで面白いと思ったのは、2、3週間前、忙し過ぎてイライラしていたのもあって、3日間ずっと「休み中」っていうウソのツイートをしていたんです。ハワイに行ったときの写真とか、沖縄ロケでタレントさんに囲まれている写真とか、キャンプロケで川に浮かでいる写真とか。本当は港区でバリバリ働いていたんですけど……。でも意外とみんなそれを事実だと捉えるんですよね。

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信じすぎる文化が心配