前出の映画関係者は、以下のように解説する。

「4才のころから児童劇団に入っていた三浦さんは、97年に放送された『あぐり』で、主人公のあぐりが働いていた美容室の経営者の息子、正太郎役で登場しています。当時からかわいらしく端正な顔立ちをしていました。その後2003年に大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』、06年には『14才の母』(日本テレビ系)など話題作に出演し、イケメン人気俳優としての地位を確立していきます」

 さらに、戸田恵梨香については、こう話す。

「戸田さんは2000年放映の『オードリー』で主人公の養母だった大竹しのぶさん(60)演じる滝乃の少女時代を演じました。年齢より少し大人びた印象がありましたが、笑顔にはまだあどけなさがあり、その頃から美少女でしたね。以降、木村拓哉さん主演の『エンジン』(フジテレビ系)や『野ブタ。プロデュース』(日本テレビ系)で存在感を放ち、新鋭女優として注目を浴びるようになります。今では貫禄さえ感じる実力派女優へと成長しました」(前出の映画関係者)

 今を時めく人気俳優たちですが、その活躍ぶりは下積み時代があってこそ。これからさらに年を重ね、渋みや妖艶さなど、ますます引き込まれるような演技を見せてくれることだろう。(ライター・天野まひる)