山崎賢人 (c)朝日新聞社
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 俳優の山崎賢人(23)が10月17日、東京都内で行われた主演映画『斉木楠雄のΨ難』の公開直前イベントに出席し、高校時代に友達がいなかったことを明かした。高校1年生で芸能界デビューした山崎は、2学期が終わると通信制の高校に転校してしまったため、全く友達ができなかったという。唯一、中学時代の友達が同じ高校に通っていたそうだが、高校時代の思い出は皆無で、修学旅行や体育祭などの行事について聞かれても「行きたくなかった。だって友だちいないんだもん」と苦笑いを浮かべた。

 山崎といえば、『四月は君の嘘』(2016年公開)や『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年公開)など数々のマンガ実写化映画で主演を務めている。今期注目のドラマ「陸王」(TBS系)では、主演の役所広司(61)演じる足袋屋の四代目社長の長男役に抜擢されるなど、若手俳優の注目株の一人だ。見た目は爽やかなイケメンで、高校時代に“ぼっち“だったとは意外だろう。そんな話を聞くと、「性格に何か問題があるのか?」と勘ぐってしまうが、果たしてどうなのか。

「山崎は実は誠実な性格です。例えば、2015年に行われた映画『ヒロイン失格』の舞台挨拶での話。主演の桐谷美玲(27)は原作のマンガの大ファンで、サプライズとして原作者の幸田もも子氏から手紙と色紙が彼女に送られたんです。感極まって泣きだした桐谷を見た山崎は、彼女にそっとハンカチを渡したんです。さらに、今年の主演映画『一週間フレンズ。』の関連イベントではMCのマイクの調子が悪く、トーク中に音声がブツブツと途切れるようになってしまった。が、山崎は音が切れるたびに立ち上がり、MCを気遣うような表情で自分のマイクを何回も差し出していた。さすがにMCも『優しい』と感動していましたね」(女性週刊誌の編集者)

 裏方の音声のトラブルにまで気遣うとは、やはり、自然と気配りができる人物なのだろう。その上、「ファンにも優しい一面がある」と証言するのはスポーツ紙の芸能担当記者だ。

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