井口、森野、安藤…今季限りでユニフォームを脱ぐ選手の功績を振り返る (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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井口、森野、安藤…今季限りでユニフォームを脱ぐ選手の功績を振り返る

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今季で引退するロッテ・井口(左)と中日・森野(c)朝日新聞社

今季で引退するロッテ・井口(左)と中日・森野(c)朝日新聞社

 今年も「惜別の秋」がやって来た。日米でチャンピオンとなった千両役者、強竜打線を支えた強打者、リーグ優勝に貢献した百戦錬磨のタフネス右腕など、今季限りで現役引退を発表した男たちを紹介したい。

■井口資仁(ロッテ)
 1974年12月4日生まれ。東京都出身。国学院久我山高から青山学院大に進学し、96年のアトランタ五輪銀メダル獲得に貢献。同年ドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)に入団すると、1年目のプロ初打席で初安打、同試合の3打席目には満塁本塁打を放つ鮮烈デビュー。その後も走攻守において高次元なプレーを見せ、99年のリーグ優勝、日本一に貢献した後、01年に44盗塁、03年には42盗塁で盗塁王を獲得。03年には自己最高の打率.340をマークした。

 05年にメジャー移籍を果たし、同年にホワイトソックスのリーグ優勝、ワールドシリーズ優勝に貢献。その後、フィリーズ、パドレスと渡って計4年間プレー。09年にロッテに入団して日本球界に復帰すると、その後も錆び付かない打撃と類まれなリーダーシップでチームを引っ張り、翌10年にレギュラーシーズン3位ながら、クライマックスシリーズを突破して日本一に輝いたチームの原動力となった。13年には日米通算2000安打を達成。今年9月24日の引退試合では土壇場の9回裏に起死回生の同点2ランを放つなど、最後の最後まで千両役者ぶりを見せ付けた。「常にチャレンジを忘れずにトライし続けた21年間でした。すべてが宝となった。本当に幸せな野球人生でした」と井口。引退後はロッテの監督に就任する見通し。さよならではない。また違った形での勇姿を見せてくれそうだ。

■森野将彦(中日)
 1978年7月28日生まれ。神奈川県出身。東海大相模高からドラフト2位で中日に入団。プロ1年目の97年6月に1軍デビューを果たし、8月のプロ初打席で初安打初本塁打を放った。その後、徐々に出番を増やしながら実績を積み、07年に打率.294、18本塁打、97打点を記録すると、09年、10年と全試合出場を果たし、09年は打率.289、23本塁打、109打点、10年には打率.327、22本塁打、84打点をマークした。チャンスに強く、「ミスタースリーラン」の異名もとった。

 中日一筋21年で4度のリーグ優勝と1度の日本一に貢献。9月24日の引退試合では代打で登場して一塁ゴロに倒れたが、本拠地ファンからは万雷の拍手。「この背中を最後まで押してくれたファンの皆様、本当にありがとうございました」と笑顔で頭を下げた。


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