「『精霊の守り人』では撮影の3カ月前から毎日200回の腕立て伏せと、30回5セットの腹筋で肉体改造に励んでいたとか。しかも、ボクシング的な動きや回し蹴りまでトレーニングに取り入れ、食事では野菜やタンパク質を意識して摂取していたと話していました。結果、肩幅もがっちりした逞しい身体に変貌していましたよね。それでも現場はハードで、筋トレを重ねているにもかかわらず撮影が終わった後、筋肉痛に襲われたこともあったそうです」(同)

 そんなトレーニングで『精霊の守り人』の役作りに没頭し、批判的だった視聴者から称賛を得た綾瀬。さすが女優といったところだが、元々は体育会系で身体能力も高いそうだ。

「例えば、中学時代はバスケ部だったのですが、学年で一番足が速かったそうです。しかも、陸上部の顧問の先生から駅伝のメンバーとして引き抜かれたこともあったとか。CMでは、綺麗なフォームでハードルを飛び越えるようなジャンプを披露していたこともありましたし、運動神経は相当良いと思います。ゆえに、激しいアクションシーンにも十分対応できるのでしょう。綾瀬はシリアスからコメディーまで役の幅はありますが、ここ数年のハリウッドのように日本でも女性のアクション作品が増えてくるでしょうから、今後はより重宝されると思います」(女性週刊誌の編集者)

 強くてかっこいい女性も演じられるまでに成長した綾瀬。何より、今回のドラマでどんなアクションシーンを見せてくれるのか注目したいところだ。(ライター・丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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