古賀茂明 蓮舫民進党は解党か? タカ派議員は小池新党へ (1/6) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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古賀茂明 蓮舫民進党は解党か? タカ派議員は小池新党へ

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dot.#安倍政権

著者:古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。元報道ステーションコメンテーター。主著『日本中枢の崩壊』『日本中枢の狂謀』(講談社)など。「シナプス 古賀茂明サロン」主催

著者:古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。元報道ステーションコメンテーター。主著『日本中枢の崩壊』『日本中枢の狂謀』(講談社)など。「シナプス 古賀茂明サロン」主催

 民進党の蓮舫代表が党役員の大幅刷新を行うことを決めた模様だ。都議選の惨敗を受けて、党内の不満が極限に達し、何もしなければ、離党者が続出して、「解党的出直し」どころか本当に「解党」になってしまいそうな状況に追い詰められたからだろう。

 確かに、選挙前に、大量離党者が出たことを見ても、また、安倍内閣の支持率が30%を切り民進党にとっての党勢挽回の絶好機に党支持率が史上最低水準ということを見ても、今の民進党がいかに魅力のない政党になったかがわかる。

 しかも、世論調査のたびに、その事実が容赦なく民進党議員に突き付けられるのだから、議員の間に不安が募り、有効な対策を取れない執行部に不満がたまるのは極めて自然なことだ。

●代表、幹事長の代わりがいない

 本来、蓮舫代表は「選挙の顔」として代表に選ばれたはずだった……。

 ところが、蓮舫体制になってから、昨秋の東京・福岡の衆議院補選敗北、さらに新潟県知事選挙では公認も推薦もしなかった米山隆一候補(現新潟県知事)が勝てる情勢になってから慌てて応援に駆け付けるという醜態をさらすなど、散々の結果が続いた。そして、今回の東京都議選。東京選出の蓮舫代表のおひざ元でこの結果だから、民進党員から見れば、何のために蓮舫代表を選んだのかわからないという状況になっている。

 しかし、蓮舫氏に辞任しろと言っても、街頭演説で蓮舫氏以上に集客力のある民進党議員はいない。蓮舫氏は、依然として、「人寄せパンダ」としては最強マシンなのだ。

 代表の責任論を声高に叫んでも答えがないことは民進党議員たちは痛いほどわかっている。

 そこで、最低限、ナンバー2の野田佳彦幹事長の更迭が不可避ということになる。元々、野田幹事長就任そのものに強い反対があり、その時から、執行部の求心力は非常に弱かった。その後の選挙でも実績が上げられなかったのだから、野田氏更迭は当然だろう。仮に野田氏留任となれば、党内の不満をさらに強めることは必至で、わざわざ人事を行う意味がなくなってしまう。


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