有村架純(c)朝日新聞社
有村架純(c)朝日新聞社

 女優・有村架純(24)主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」の第1話が4月3日に放送され、その平均視聴率が19.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが4日、わかった。

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 2013年前期の「あまちゃん」以来、朝ドラの初回視聴率は8作連続で20%を超えていたが、「ひよっこ」の大台突破はならなかった。

 「ひよっこ」は東京五輪が開催された1964年から始まるドラマ。茨城県の農家に育った女子高生・谷田部みね子(有村)が、集団就職で上京し、成長する姿を描く。木村佳乃がみね子の母・美代子を、沢村一樹が父・実をそれぞれ演じる。脚本は朝ドラ「ちゅらさん」などを手掛けた岡田惠和で、主題歌は桑田佳祐の「若い広場」だ。

 第1話は茨城県に住むみね子が農家を手伝う様子や高校生活、東京の工事現場に出稼ぎに出た父・実の姿などが描かれた。

 放送後、ネット上では好評だった。「面白いから見続けよう」「安定感がある。初回から安心して見られる」との声が相次いだ。また、注目を集めたのは、ナレーターがマラソン解説者の増田明美さんだったことだ。

 「語りがあの増田明美さんだったのに驚いた」「1本取られた感じ」などと、増田さんの起用を驚く声があった。また、ドラマの冒頭で「おはようございます。増田明美です。今日から半年間、声のお付き合い、よろしくお願いします」と”あいさつ“で始まったことに驚嘆する視聴者も多かったようだ。

 このほか、マラソン解説を連想してだろうか、「プチ情報」を期待する意見もあったほか、「語りが安心する」「聞きやすくてほのぼのする」と称賛する意見も出ていた。今後はドラマの展開に加えて、ナレーションも楽しみのひとつとなりそうだ。