「これはですね、8年前にレフェリーをお願いしたんですよ。『叩いてかぶってジャンケンポン』を壮大なスケールで、『ガキの使い』(ダウンタウンのバラエティー番組『ガキの使いやあらへんで!!』)で、2週か3週にわたって、やろうかっていうことになって。芸人さんをたくさん呼んで、チャンピオンを決める、みたいな。それでレフェリーがいるなってオファーを角田さんにお願いをしたんですよ。角田さん側はOKだったんで、レフェリーの衣装まで全部決めていたんですよ。ところが、『ガキの使い』は水曜収録なんですが、2日前の月曜にドタキャンされたんですよ。これ、角田さんご本人はわかってなかったのかなあ。月曜に『ガキ』のスタッフが慌てて来て『角田さんがダメになった』って言って。スタッフと代理を誰で立てようっていろいろやったんですが、結局時間もなさ過ぎて、水曜に間に合わないってなって、結局、収録はとんだ(中止になった)んですよ」

 角田の“ドタキャン”は大きな波紋を呼んだようで「いろんな芸人さんがスケジュールをおさえてたのも、みんな無しになったんですよ。これは正直、大問題というか。だから僕が怒っているとか、そういうことじゃなくて、番組の問題とか、吉本興業とか、もっと言えば日本テレビとの問題なので。僕の共演NGとかそんなちっちゃい話じゃないんですよ」と、所属事務所やテレビ局も巻き込むような大きな問題だったことを明かした。

 さらに、その約1年後、ダウンタウンDXに角田を呼ぶも、当日出演NGとした件については「それは何かの手違いでオファーしちゃったんですが、それは吉本としても番組としてもやっぱり無理だと。やっぱりこの世界のしきたりといいますか。(ドタキャンをした)その人と数カ月後に笑いながら仕事していたら、ほかの人からしたら『なんやねん』という話になってきますから、これはやっぱり無理でしょって話になってくるんです」と出演NGの裏側を告白した。

 また「今でも(『ガキの使い』は)当時のスタッフのままなんで、こないだもあって全員で事実認識を確認したんですよ」と、角田のドタキャン騒動についてスタッフと事実確認したことも明かし、その一方でこのことをブログで発信した角田に対しては次のようにコメントした。

「8年後にブログでっていうのはルール違反なんじゃないかなあって。これ(この番組のオンエア)を見てブログで(返答する)っていうのも正直僕はちょっともう……。これはもう会社通してやってほしいなと思うかなぁ」

 最後はかなり辟易した様子の松本だったが、これを見た角田がどのような反応を示すのだろうか。松本が言ったように、ブログでの返信だけは避けた方がよさそうだ。