「本当にメダル目指してやってきて、でもいざとれるとなると感慨深いものあるし、本当にうれしいです。予選よりもいいスタートが切れたかなと思うのでよかったです。バトンは少し距離をのばしてでも絶対わたるという自信はあったので、それでも焦らず、(第二走者の)飯塚さんは走ってくれたんじゃないかなと思います。本当に歴史を作れてうれしいです。夢は実現できるんだってことを証明できてよかったです」(山縣)

「興奮しましたね。こんなに歓声がすごいと思わなくて、思ったよりすごくてアドレナリンが出ました。山縣が流れを持ってきてくれたので、桐生に向けて突っ走りました。もうバトンがどうこうとか覚えてないんですけど、よかったです。信頼感があるメンバーでミスをすることは一切考えなかったので。次の東京に向けてスタートできたと思うので、またこれからもがんばります」(飯塚)

「もう最高な気分です。(バトンは)絶対渡してくれると思ったので、ケンブリッジさんによりいい順位で渡せるように、がむしゃらに走りました。僕も興奮してケンブリッジさんに渡すことだけ考えていたので、本当によかったです。このメンバーで走れて最高な日になりました」(桐生)

「3人が完璧な位置で持ってきてくれたので、絶対にやるぞという気持ちで走りました。(ボルトらと走ったことについては)あんまり覚えてないんですよね、正直。でも最高でした。最後はちょっと硬くなっちゃったんですけど、しっかり2番でゴールできてよかったです。いろんな人が応援してくれたのが力になったので、4年後も今よりいいメダルを取れるように頑張りたいです」(ケンブリッジ)

(文・横田 泉)