錦織苦手のウィンブルドン、初戦は芝攻略の鍵が集約された“最高”の試金石 (1/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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錦織苦手のウィンブルドン、初戦は芝攻略の鍵が集約された“最高”の試金石

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初のウィンブルドン8強入りが期待される錦織圭(写真:Getty Images)

初のウィンブルドン8強入りが期待される錦織圭(写真:Getty Images)

 テニス界で、最も格式の高い4大会は“グランドスラム”と呼ばれ別格の栄誉を与えられるが、わけても英国開催のそれ……通称ウィンブルドンは“ザ・チャンピオンシップ”の名を冠し、140年の歴史と圧倒的な知名度を誇っている。日本においても「幼少期は、テニスといえばウィンブルドンしか知らなかった」という選手は多く、錦織圭も、「やっぱり最初に名前を知ったのは、ウィンブルドンでした」と認める一人であった。

 しかし、最も長く名を知る大会は、錦織が最も苦しめられてきた場所でもある。他のグランドスラムでは全てベスト8以上に勝ち進んでいる彼だが、ウィンブルドンは一昨年の4回戦が最高成績。相性としては、決して良いとは言えない。

 錦織がこの大会をやや苦手とする最大の理由は、瑞々しい芝に覆われた、格式高い伝統のコートにある。芝はボールのバウンドが低く、滑るように伸びていく。そのため高速サーブが効果的で、ラリーは短く終わりがちだ。対して錦織は、サーブよりもリターンを得意とし、打ち合いの中での駆け引きや組み立ての妙で主導権を手にする選手。

「自信が無い訳ではないですが、やり辛さはちょっとありますね。粘るプレーもなかなかできないですし。僕のプレーは普段はリターンが鍵ですが、サーブが良い選手が相手だとなかなか簡単に返せないので、そこの難しさもあります」


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