映画『オオカミ少女と黒王子』の主要キャスト。左から菜々緒、玉城ティナ、池田エライザ、門脇麦、二階堂ふみ、山崎賢人。
映画『オオカミ少女と黒王子』の主要キャスト。左から菜々緒、玉城ティナ、池田エライザ、門脇麦、二階堂ふみ、山崎賢人。

 人気コミックを実写化した映画『オオカミ少女と黒王子』のジャパンプレミアが4月27日、東京国際フォーラムで行われ、主要キャストと監督が勢ぞろいした。

 主演の二階堂ふみとその相手役・山崎健人を筆頭に、池田エライザや玉城ティナといった人気モデル、若手女優の門脇麦、鈴木伸之や横浜流星、吉沢亮といった若手イケメン俳優、さらには最近メディアに“引っ張りだこ”の菜々緒など、そうそうたる面々が登場。客席からは悲鳴のような大歓声が巻き起こった。

 今作で二階堂が演じるのは、彼氏がいないのに見栄を張って彼氏がいるふりをする女子高生・篠原エリカ役。相手役の山崎は、篠原のウソに付き合って彼氏のふりをするが、実はドSの高校生・佐田恭也を演じる。イベントでは、映画にちなんで、キャスト陣が今までついたウソを発表した。

 二階堂がかつてついたウソは、「人見知りではないのに、人見知りだと言っていたこと」だという。

「私、人見知りっていうことをすごく言いたい時期があったんです。人見知りってかっこいいなって思って。それで『私、人見知りなんです』って言っていたら、本当になってきちゃって。でも初めは、根がひょうきんだから5分ももたなかったりしたんですが(笑い)」(二階堂)

 一方、今回は恭也の姉役を演じる菜々緒は、こんなウソを発表した。

「1年か2年前の冬の話なんですが、私は果物がすごく好きで、地元のスーパーに母と行ったときに、どうしても柿が食べたくなって。私はシャキシャキしている柿より熟れてる柿のほうが好きなので、柿売り場をあさりまくってたんですけど、その時に『菜々緒さんですか?』と声をかけられて。熟れた柿ふたつを手にしている私に向かって(笑い)。その時は『違います』と言ってしまいました、ごめんなさい」

 普段のクールなイメージからは一転、スーパーで柿をあさる、庶民的な一面をみせた菜々緒だった。(ライター・横田 泉)