イチロー、「残り65本」は意外に遠い? 田中は規定投球回クリアでエースの証明を (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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イチロー、「残り65本」は意外に遠い? 田中は規定投球回クリアでエースの証明を

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マーリンズでの2年目のシーズンを迎えるイチロー(写真:Getty Images)

マーリンズでの2年目のシーズンを迎えるイチロー(写真:Getty Images)

 「65」。イチローのメジャー通算3000安打までの残り本数だ。イチローの実績を振り返れば今季中の達成は確実に思われるが、そう簡単に話は進まないかもしれない。マーリンズ移籍1年目の昨季は398打数で91安打。打率.229とさすがに全盛期からほど遠い成績だった。しかも本来なら磐石なはずのレギュラー3人が相次いで故障や不振に見舞われた結果としてイチローの打数が確保されたのであり、今季にその再現は望みにくい。打数減少に伴って安打数も減ることが予想され、日本のファンは大台到達を想像以上に長く待つ可能性が高い。

 また、昨季は開幕前に右ひじを手術して棒に振ったダルビッシュ有にとって、今季は復活のかかった重要なシーズン。当初は夏頃の復帰とみられていたが予想以上に回復は順調で、春季キャンプではキャッチボールを再開。このままいけば5月末にも戦列復帰の目も出てきた。問題はメジャーのマウンドに戻ってから。再発を恐れて投球のダイナミズムが失われるというタイプではないが、一般的にトミー・ジョン手術から復帰直後はまだ本来のピッチングができないもの。本領発揮は来季以降かもしれない。

 体調維持が鍵なのは田中将大も同じ。1年目は右ひじ不安を発症し、昨季も4月後半から約1カ月の故障離脱。それでも1年目に13勝5敗、防御率2.77をマークし、2年目も防御率3.51ながら12勝7敗と水準以上の結果を出したように、実力に関してはメジャーでも上位と証明済み。だが2年続けて規定投球回に到達できなかった。今季も2年連続で開幕投手に抜てきされたように首脳陣の信頼も得ているだけに、今季こそエースとしてシーズンを通じての活躍が求められる。


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