「衣装こそピンクで華やか、マスクをしているものの髪形とそのオーラを見れば黒柳であることは一目瞭然。偶然、居合わせた局内のスタッフからも『本番は長丁場なのに大丈夫なのかな……?』『台座のようなものに座ってやってもらうんじゃないか?』と心配する声が漏れていました」(NHK関係者)

 囲み取材では、最後に「4時間半の長丁場ですけど、体力面のご自信は?」と聞かれた黒柳は、数秒間を置いて「大丈夫でしょ~」と苦笑い。すかさず井ノ原が「逆に、マッチさんが『最後、曲が2、3曲流せないぐらい(黒柳さんが)おしゃべりになるのでないか』と…そっちの心配をしていましたよ」と笑ってフォローする一幕もあった。

 黒柳も、「紅白なんて、時間が無いんですよ。タモリさんが言ってたけど、最初に『紅白歌合戦!』って言った途端にもう“巻き”が入ったことがあった。『まだ、何も言ってない!』って怒ってました。そういった番組ですから」と笑顔で返していた。

 サプライズも目玉もないと言われる今年の紅白だが、黒柳の司会そのものがサプライズになりそうだ。

(ライター・鈴山けい)