「介護は『人はこうやって死んで行くんだ』と学ぶ時間」という言葉に思う (2/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「介護は『人はこうやって死んで行くんだ』と学ぶ時間」という言葉に思う

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大谷由里子dot.#ごきげんに生きよう
マンガ/上大岡トメ

マンガ/上大岡トメ

「身寄りがないから」

 と、遠い親戚の面倒まで見ていた。

 また、事故で要介護5になった父の介護を4年間した。もちろん、下の世話もしていた。

「ほんま、よくそんなに人の面倒を見れるね」

 と、思わず母に突っ込んだ。

 母から、返ってきた言葉は、

「みんな可愛らしいよ」

「最後まで関わったら、意外と清々しい気分になれるよ」

 そして、笑いながら言う。

「わたし、ちょっとした介護のプロだよね」

 そんな母だから、わたしは、心底、最後まで幸せでいてほしい。

 そう思っている。

 母の近くには、ありがたいことに、わたしの弟夫婦が2組とも住んでいるし、お嫁さん2人も孫も、本当に母と楽しくやってくれている。

 わたしは、そんな弟たちとその家族に感謝している。

 だから、時々、出張先から、子どもたちの好きそうなものを送る。

 近くに住んでいない私が、将来、どこまで介護できるかどうかわからないけれど、せめて、気をつかうことだけはしたいと思っている。

「いつも、ありがとう」という気持ちを大切にしている。


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