ハリルホジッチ監督(c)朝日新聞社 @@写禁
ハリルホジッチ監督(c)朝日新聞社 @@写禁

 キリンチャレンジカップは3月28日、大分スポーツ公園総合競技場で行われ、ハリルホジッチ新監督が率いる日本(世界ランク53位)がチュニジア(同25位)を2―0で破った。ハリル・ジャパンは初陣を白星で飾った。

先発メンバーから本田と香川ら前回W杯の主力組が外れ、永井や川又らの新戦力が入った。前半は両チームともに無得点だった。膠着状態を打開すべく、ハリルホジッチ監督が動く。後半14分、永井と清武を下げて、本田と香川を同時投入した。この作戦が成功する。33分、香川がドリブルで駆け上がり、左サイドの本田にパス。本田が上げたクロスに、岡崎がヘディングで先制ゴールを決めた。さらに38分、香川がシュートを放ち、相手GKが弾いたボールを本田がスライディングで押し込み、2点目をもぎ取った。