


スマートフォン(以下はスマホ)を使って手軽にVR(バーチャルリアリティ/仮想現実)体験ができる「ハコスコX」が話題を呼んでいる。
ハコスコXは、堀江貴文氏が編集長を務めた週刊朝日ムック「X Reality」(朝日新聞出版)の付録キットで、理化学研究所の脳科学者、藤井直敬氏が開発したもの。
AppStoreやGooglePlayなどからハコスコX専用のアプリをダウンロードし、スマホをキッドに差し込むだけで、現実ではなかなか経験できないVRの世界をその場にいるかのようなリアルさで体験できる。
一番の注目は、メディアアーティストの八谷和彦氏が作成した映画「風の谷のナウシカ」に出てくる架空の飛行機具「メーヴェ」を飛行可能に再現し、大空に飛び回るというアプリだ。
「ゴオォー」という轟音とともに、機体が大空へフワッと舞い上がり、見る見るうちに緑の地上が小さくなっていく。首を上下左右に振れば、360℃、周囲の景色を見渡せるので、臨場感は圧巻だ。ナウシカはいつも肩にペットの「テト」をのせ、大空を自在を飛んでいたが、このアプリを体験すれば、テトの気分になれる。
男子の大注目は、日頃の妄想をかなえてくれるアプリの数々だ。「水着ギャル10人に囲まれたい!」をダウンロードすれば、モデル美女10人に囲まれ、ウホウホした気分になれる。
さらに、グラビアアイドルの鎌田紘子さんのビキニ姿を汗だくになりながら激写する堀江編集長の「僕が撮りたかったグラビア」。まるで自分がスタジオ撮影の現場に立ち会っているようなリアルさだ。
そして、彼女がほしい男子におすすめなのは、Panokano Project制作の「ぱのかの」。 かわいい女の子と人力車に乗って浅草をデートしたり、温泉で一緒に足湯に入ってホッコリしたり。
冗談を言いあったり、パンチラもありで、仮想世界へのトリップが、癖になる人が続出するかも…。