佐野元春が“佐野元春 & THE HOBO KING BAND”名義で『自由の岸辺』をリリースした。佐野自身の曲を新アレンジで録音したアルバムだ。「ハッピーエンド」「ブルーの見解」など11曲収録。中でも「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」は圧倒的だ。オリジナルはロック。今回はジャズのテイスト。手練れのミュージシャンだからこそ、ギターのカッティングも、ドラムスのハイハットも、フルートの響きも、1音1音が心地よい。
8月31日(金)、9月1日(土)、2日(日)に東京、渋谷で行われる「17th TOKYO JAZZ FESTIVAL」に渡辺貞夫がビッグバンドを率いて参加する。この東京JAZZは、NHKホール、代々木公園ケヤキ並木などで開催。ジャズ界の巨匠、ハービー・ハンコックやキューバの歌姫、オマーラ・ポルトゥオンド、ロバート・グラスパーなども来日する。渡辺貞夫オーケストラは9月2日夜にNHKホールで演奏する予定だ。デビューして68年、85歳にしてなお活き活きとしたアルトサクソフォンの音を響かせる。常に第一線で世代を超えて若いミュージシャンとともにステージに立ってきた。
まもなく行われるオススメのライヴについて、インタビューをまじえて紹介する新連載「LOVE YOU LIVE!」。その第1回は「Ghana Presents 松任谷由実 TIME MACHINE TOUR ~Traveling through 45 years~」とユーミンがほぼ初めて参加する夏フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」。それぞれの見どころは――。