第1381回 まさに「幸せの青い鳥」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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第1381回 まさに「幸せの青い鳥」

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瑠璃(大橋さん提供)

瑠璃(大橋さん提供)

 わが家には小さな家族がいる。セキセイインコの「瑠璃」(写真、雄、3歳)だ。羽が瑠璃のように奇麗だからと娘が名付けた。

 瑠璃は美しいだけではなく、非常に利口だ。わが家に来た時に、私がよく「瑠璃ちゃ~ん、チュッチュッ」と話しかけていたら、ケージから出ている時に「瑠璃ちゃん」と呼べばすぐに飛んでくるようになった。

 また、自ら「瑠璃ちゃ~ん」と言いながら遊ぶ。かまってほしい時や自分に気づいてほしい時には「チュッチュッ」と言って呼ぶ。

 家の中で洗濯物を干していた時のこと。「チュッチュッ」という瑠璃の鳴き声がしたので見ると、瑠璃がケージの私に近いところに掴まってこちらを見ていた。「瑠璃ちゃん、洗濯だよ、たく、たく」と話しかけた。

 その次の日から、私が洗濯物を干していると、同じように飛んできては「チュッチュッ」と私を呼び、私は「瑠璃ちゃん、洗濯だよ、たく、たく」と話しかけた。

 数日後、洗濯物を干していると、瑠璃が「たくっ、たくっ」と言ってきた。あまりの可愛さに洗濯物を干す手を止めて、瑠璃をべた褒めしまくった。

 また、瑠璃がケージに掴まって逆立ちのように頭を下にした時に、芸をしたと思い、ご褒美としてエサをあげていた。すると瑠璃はそれをすればエサがもらえると悟ったらしく、エサが欲しい時は、「チュッチュッ」と私たちを呼び、逆さになって見せるようになった。

 最初は、ただ「上手ね~」と言って褒めただけだったが、もしやエサの要求かと思い、与えてみたらすごい勢いで食べた。インコは2歳児くらいの知能があると聞いたが、ここまで利口だとは思わなかった。

 ケージから出すと、すぐに私の肩に飛んできては可愛い目で私を見る。瑠璃はまさに「幸せの青い鳥」だ。

(大橋理恵子さん/栃木県/55歳/主婦)

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(更新 2020/7/ 9 )


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