テイラー・スウィフト、ボン・イヴェールとコラボ曲「exile」を初パフォーマンス
テイラー・スウィフト、ボン・イヴェールとコラボ曲「exile」を初パフォーマンス

 現地時間2022年10月26日、ボン・イヴェールが、英ロンドンのOVOアリーナ・ウェンブリーで行った公演に、テイラー・スウィフトがサプライズ出演し、「exile」を初めて一緒にパフォーマンスした。

 テイラーによる2020年のアルバム『フォークロア』に収録されているこの曲は、ボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンとザ・ナショナルのアーロン・デスナーとのコラボ曲となっている。アーロンも今回の「exile」のパフォーマンスに参加していた。

 アーロンは、テイラーがリリースしたばかりの10枚目のスタジオ・アルバム『ミッドナイツ』の“3am Edition”で再び彼女とタッグを組んでいる。通常盤の13曲に追加された7曲のうち、アーロンは、「ザ・グレイト・ウォー」、「ハイ・インフィデリティ」、「ウダヴ、クダヴ、シュダヴ」、「ヒッツ・ディファレント」の共同ライター、共同プロデューサーとしてクレジットされている。

 パフォーマンス後、ボン・イヴェールのジャスティンは、会場に集まったファンに対し「世界で最も才能のある人、テイラー・スウィフトです」と紹介し、テイラーも「世界で最も才能のある人、ジャスティン・ヴァーノン。そして世界で最も才能のある人、アーロン・デスナーです」と返した。テイラーがステージを去ると、ジャスティンは「それじゃ、みんなおやすみ」と冗談を放ち、「これからどうすればいいのかわからない」と続けた。

 2020年7月24日にサプライズ・リリースした『フォークロア』で、テイラーはインディー・フォークへの意外な方向転換を図り、批評的にも商業的にも大成功を収めた。【グラミー賞】では<最優秀アルバム賞>に輝き、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”では通算8週の首位を獲得した。今作の姉妹作となる『エヴァーモア』も同年12月に発表され、Billboard 200で通算4週1位となった。