デヴィッド・ボウイ“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』より、衣装の変遷が分かる劇中写真公開
デヴィッド・ボウイ“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』より、衣装の変遷が分かる劇中写真公開

 デヴィッド・ボウイの若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』より、当時のボウイと時代が色濃く反映された衣装を確認できる新たな場面写真と、監督からのコメントが公開された。

 アルバム『ジギー・スターダスト』(1972)を発表する前年、若き日のデヴィッド・ボウイを描いた本作で、のちにデヴィッド・ボウイの最も有名な別人格“ジギー・スターダスト”を生み出すきっかけとなった瞬間の舞台裏や、キャリアのターニングポイント、それに関わった人たち、そして彼の内面を描いている。

 偉大なミュージシャンであると同時にファッションアイコンでもあったデヴィッド・ボウイ。本作では衣装も注目ポイントのひとつで、ボウイを演じるジョニー・フリンは劇中にて、フェミニンなロングドレスや、山本寛斎がデザインしたことでも有名なジギー・スターダストのコスチュームを彷彿とさせる衣装を身に纏っている。

 その衣装を担当したのはユーリア・パトコーシュで、ヴィヴィアン・ウェストウッドのもとでアシスタントとして働き、『マリー・アントワネット』ではアシスタントデザイナーを務めた人物だ。

 ガブリエル・レンジ監督は劇中の衣装について、「デヴィッドはとても鋭いファッションスタイルをもっていた。衣装で楽しかったのは、彼が初めてアメリカに到着したとき、彼の(ドレスを着るような)スタイルは時代遅れだった。フェミニンなイギリスロックのファッションの時代は既にアメリカでは終わっていて、そういった衣装は当時のデヴィッドを表現するのに非常に重要でした。そこからジギー・スターダストのような過激な衣装に激変させるのは、衣装デザイナーのユーリア・パトコーシュにとってはとても楽しい仕事だったと思います」とコメント。ボウイの衣装の移り変わりについて解説している。

 映画『スターダスト』は10月8日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開。

◎映画情報
『スターダスト』
2021年10月8日(金)からTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督:ガブリエル・レンジ
脚本:クリストファー・ベル、ガブリエル・レンジ
出演:
ジョニー・フリン
ジェナ・マローン
デレク・モラン
アーロン・プール
マーク・マロン
上映時間:109分
配給:リージェンツ

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