オリヴィア・ロドリゴ、グラミー・ミュージアムとのインタビューと「drivers license」弾き語り映像公開
オリヴィア・ロドリゴ、グラミー・ミュージアムとのインタビューと「drivers license」弾き語り映像公開

 「drivers license」が世界中で大ヒットを記録しているオリヴィア・ロドリゴが、グラミー・ミュージアムとのリモート・インタビューに応じると同時に、同曲のピアノ弾き語りパフォーマンスを披露した。

 2021年2月6日に公開されたインタビューの冒頭で彼女は、米ロサンゼルスにあるミュージアムから数ブロック離れた場所に住んでいたことがあり、よく訪れていたお気に入りの場所であることを明かした。約3週間前に収録されているため、「drivers license」の人気に火がつき始めたタイミングだったが、リスナーの反応については、「自分で思い描けるようなことを遥かに超えています」と述べている。

 ミュージアムのスコット・ゴールドマンとの30分に及ぶ会話の中で彼女は、失恋ソングである「drivers license」と呼応するファンと“一緒に悲しんでいる”気持ちでいることや、尊敬するテイラー・スウィフトへの憧れ、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズの撮影の合間に毎日必ず楽曲のヴァースとコーラスを一つずつ書くことを自分に課していることなどについて語っている。

 パンデミックによる自粛生活が長引く中、17歳の彼女は、「すごく奇妙な時代ですよね。(“drivers license”は)世界中でNo. 1になっているのに、私は(仕事以外では)自宅から出ていませんから、あの曲が世の中に出回っているという実際の状況が全く分からないんですよ。数字しか見えないんです」と話している。

 パンデミック中に毎日少しずつ曲作りを続けてきたことについて彼女は、「自分に対するいい感じのちょっとした挑戦でした。私は曲作りが大好きで、言葉が話せるようになった頃からずっとやってきました。ピアノを弾きながら物語を作ることが大好きでした」と述べつつ、「でも自主隔離が始まる前は、“ちょっとでもインスピレーションが沸いたら、曲を書こうっと。ピアノのキーボードに気持ちを全部吐き出しちゃおう”というやり方だったんですけど、このチャレンジを自分に課したことで、特に何もインスピレーションを感じていなくても、クリエイティビティをうまく活用しながら作業をして、一から何かを作り上げることを学べたと思います」と自身の変化について語っている。