【ビルボード】BTS『BE』が総合アルバム首位 JO1/浦島坂田船が続く
【ビルボード】BTS『BE』が総合アルバム首位 JO1/浦島坂田船が続く

 2020年12月7日付(集計期間:2020年11月23日~11月29日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”で、BTSの『BE』が総合首位を獲得した。

 前週総合2位、ダウンロード・アルバム・チャートで前週首位を獲得した本作は、当週はCDセールスとルックアップのポイントが加算されたことによりポイントが上昇した。CDセールスは153,948枚で2位、ルックアップ3位、そしてダウンロードは2位と、1位を記録した指標はなかったものの、全体的にバランスよくポイントを積み上げて総合首位となった。

 総合2位には、2020年3月にデビューしたJO1の1stアルバム『The STAR』がチャートイン。こちらはCDセールスで1位となっており、166,188枚を売り上げている。ダウンロード5位、ルックアップ6位と上位ではあるものの『BE』に及ばず、惜しくも2位デビューとなった。そして、総合3位には浦島坂田船の『RAINBOW』がチャートイン。結成7周年記念アルバムである本作はCDセールスが50,228枚で3位、ルックアップが8位だったが、ダウンロード28位とフィジカル指標が牽引している。

 前週総合1位を獲得した宮本浩次の『ROMANCE』は、当週は総合4位に登場。CDセールスは落としているものの、前週2位だったダウンロード数は当週さらに数字を伸ばして5,537DLとなり、同指標1位を記録している。宮本浩次は当週の集計期間内に日本テレビ『ベストアーティスト2020』のほかにも、『ヒルナンデス!』や『スッキリ』、NHK総合『あさイチ』といった音楽番組以外の番組に出演。その露出による上昇とも考えられる。

 そのほかトップ10で初登場しているのは、アイドリッシュセブン内のユニットであるZOOLの1stアルバム『einsatZ』(総合5位)、バーチャルライバーのユニットであるRain Dropsの2ndミニ・アルバム『The STAR』(総合6位)、SEKAI NO OWARIのグローバルプロジェクトであるEnd of the Worldの1stアルバム『Chameleon』(総合7位)、山下達郎の最新リマスター盤である『僕の中の少年 2020 Remaster』(総合8位)と『POCKET MUSIC 2020 Remaster』(総合9位)の計5作品。山下達郎については、『僕の中の少年』に収録されている「蒼氓(そうぼう)」と「踊ろよ、フィッシュ」が使用された新しいミュージックビデオも公開されており、12月26日にはライブ映像配信の第2弾が行われる予定だ。

◎【HOT ALBUMS】トップ10
1位『BE』BTS
2位『The STAR』JO1
3位『RAINBOW』浦島坂田船
4位『ROMANCE』宮本浩次
5位『einsatZ』ZOOL
6位『オントロジー』Rain Drops
7位『Chameleon』End of the World
8位『僕の中の少年 2020 Remaster』山下達郎
9位『POCKET MUSIC 2020 Remaster』山下達郎
10位『This is 嵐』嵐

※5位のZOOLは、“Z”と“L”がアキュート・アクセントを付した文字。