エド・シーラン、再び活動休止を発表「その時が来たら、新しい音楽とともに戻ってくる」
エド・シーラン、再び活動休止を発表「その時が来たら、新しい音楽とともに戻ってくる」

 現地時間2019年12月24日、エド・シーランが音楽活動から離れて「世界をさらに探求」し、その間にソーシャル・メディアからも距離を置くことをインスタグラムで発表した。

 エドは、この2日前に最新アルバム『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』から「Put It All on Me」のミュージック・ビデオを公開し、これが新作から“最後の”MVになると投稿していた。

 「ハロー、みんな。再び休暇を取ることにしたよ」と前置きしたエドは、「“ディヴァイド”とそのツアーは、僕の人生にたくさんの変化を及ぼした。けれど、それがすべて終わり、世界をさらに探求する時が来た」と宣言。

 そして「2017年からノンストップで活動してきたから、旅行、書き物、読書のために息抜きをすることにした。戻ってくる時まで、ソーシャル・メディアからも距離を置く」と説明すると、「僕の家族や友人たちへ、会える時に会おう、そして僕のファンたちへ、いつもアメイジングでいてくれてありがとう。その時が来たら、新しい音楽とともに戻ってくると約束する。もう少し人生を謳歌して、曲にできるような経験を積んでから」と胸の内を明かした。

 2015年にも活動休止宣言を行っていたエドは、その約1年後に「シェイプ・オブ・ユー」とともにカムバックし、数々の記録を打ち立てたモンスター・ヒット・アルバム『ディヴァイド』を発表した。

 今年リリースした最新作『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』では、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で3作目の1位を獲得し、今夏閉幕した【ディヴァイド・ツアー】で米ビルボード・ツアー・チャート“Boxscore”のイヤーエンド・チャートおいて2年連続で年間首位に輝いた。

 また、再生数23億回以上を誇る「シェイプ・オブ・ユー」が2010年代にSpotifyで最もストリーミングされた楽曲に選ばれたほか、2010年代にYouTubeで最も再生されたミュージック・ビデオTOP10にも2曲を送り込んでいる。さらには、イギリスの音楽チャートを手掛ける“Official Charts Company”によって2010年代の<アーティスト・オブ・ザ・デケイド>として表彰されるなど、様々な偉業を成し遂げた。